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あなたは大丈夫?"ザ・グレート・サスケ暴行事件"で戦々恐々

 カメラ機能付携帯電話の普及により、今や"誰でも気軽に"写真撮影や画像の共有が可能になりました。しかし、その反面、撮影者側のモラルが欠如していたり、特に人物撮影の場合は肖像権問題が絡んでくる事を忘れてしまいがちです。

 そう、「ザ・グレート・サスケ暴行事件」です。公の場、というか、彼の場合は試合の前後を含めて、予め撮影される事を前提にした場合ならともかく、許可なくプライヴェートなシーンを撮影されては、彼でなくても気分は良くないはずです。彼を擁護するわけではありませんが、おそらく口頭注意しても、相手が聞き入れなかった故に暴力沙汰に及んでしまったのでしょう。勿論、それは良くない事ですが・・・。 
 
  かのスーザン・ソンタグは自著の『写真論』で「写真はセックスやダンスと同じくらいありふれた娯楽になった」と同時に「カメラが銃の昇華であるのと同じで、誰かを撮影する事は昇華された殺人、ソフトな殺人なのである」(同書、晶文社・刊、近藤耕人訳、より)と批判しています。

 かく言う私も、偉そうな事を語れる者ではありませんが、自分で出したゴミは持ち帰り、撮影前に許可を得る等、基本的マナーやモラルを常に心がけながら行っています。人物撮影の際も然り、です。まして肖像権が絡む場合は、事前に禁止されている際は当然ですが、基本スタンスとしてカメラを向けない、仮に撮影しても、許可なくウェヴ等で公開しない事を前提にしています。名刺を持参するようになったのは、不審者に間違われないように、"三流"ながらも一端のカメラマンとしての自己責任を明確にしながら、コミュニケーションを図る、という意味も含まれています。

 しかし、いつ自分も"犯罪者"に陥らないとも限りません。この事件を肝に銘じ、『スナップ写真のルールとマナー』(朝日新書・日本写真家協会編)を読み返して、気を引き締めます。

 あなたは大丈夫ですか?

  

 

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