心と体

アンチな罵声にもめげずに闇の中から這い上がってきた、謎の現代アイドル?病ンドル「sgrks」

 時代の流れはあったとしても、アイドルは「明るい」「キュート」「曲を聴くと元気になれる」等といったポジティブな印象はほぼ変わらないもの、と思い続けてきた。


 ところが、多人数展開が普通になっている現代においては、決してそうとは限らない事を知った。ある意味、多様性に富んでいるとも言えるが、一方ではギ〇ックなのか、ガチなのか判別しにくく、正に現代アイドル戦国時代といわれるとおり、混沌とした面があるのも事実である(※尤も、ギ〇ック前提が多いのも確かだ)。


 換言すれば、社会の闇部分を映すミラーのような存在もあるのが現代アイドルの特徴である。俗にいうダーク・アイドルもそうだが、それ以上にリアルなのが先の「浪速六歌仙」や今回の「病ンドル」なのだ。


 大体「病ンドル」というネーミングもリアルすぎる。現代アイドルなのに病んでいるから「病ンドル」。響きはどことなく関西弁に近いような気もするが、何も病に罹った人間をわざわざ現代アイドルに仕立てる必要はないはずだ。罷り間違ってステージ上で倒れたら、突然発狂して暴れ出したらどうするのか?という現代アイドルに対する倫理観も浮上しかねないだろう。


 となれば、誰しも「やっぱり"病=ギ〇ック"か?」と考えるのが普通だ。


 ところが「病ンドル」の場合は、ガチなのである。何といっても応募資格が「病んでいる事」とされている。ただ「病んでいる」といっても症状等は様々であり、応募に際しては自らの病状をカミングアウトする決断や一歩踏み出す勇気が必要となろう。残念ながら個々の病状等は明らかにされていないが、ライブ等に必ずしもメンバー全員が揃うとは限らないという、通常ではまず考えられない不安定さである。


 ・・・全員揃っていたら、超ラッキーなのか?


 更に付加すれば、自分自身の病を周囲に曝け出す事で同じような症状で苦しむ人々へのエールや病に対する理解を深めさせようとしているのではないか。


 そう考えると、失礼ながら病ンドルメンバーは見かけによらず凄いと思う。

 因みに本曲タイトル「sgrks」とはネット上の言葉で「sageろ、カス!」の略語らしい。これも通常であれば回避されるべきワードのはずである。そこをあえてタイトルにしたところを見ると、半ば自虐的行為に奔ったのか、あるいはネットで反論する事をせずに想いを曲に乗せて感情を露にしたのか・・・?

 
 プロデューサーたる元あやまんJAPAN・めんそ~れ愛菜氏の言葉によると、自身の実体験を基にしたらしい(2016年4月20日付、Bimajin記事『現代の社会問題に規格外の形で挑む、アイドル・プロデューサー・めんそ~れ愛菜さん(後編)』より)。


 気になるのは、公式HPにある「(2016年)12月29日から受付を開始するCDの売り上げ枚数が、2017年4月1日までに5000枚を超えないとクジ引きでメンバーの誰かがクビになる」と記されている事だ。変な気遣いかもしれないが、クビになる事で該当者の症状がより悪化しないのか?である。


 折角、勇気ある決断を自ら下したにもかかわらず、あっけなくクジ引きでクビ宣告される事で精神的にまいってしまう可能性はあるだろう。


 尤も、彼女達も現代アイドルである以上、ノルマを課せられるのは致し方ないところだ。とは言え、他とは性質が異なるため、表現が悪いかもしれないが、その辺りは慎重さが求められる気はする。意外とあっさりしてたりして・・・?


 一瞥するだけだと、どうしても引き気味に捉えてしまうが、中身を知ると応援したくなる・・・病ンドルはそんな存在ではないだろうか。




| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

ホントに実効性が望めるのか?政府、中小企業向けに「健康経営アドバイザー」資格を2016年度創設へ

 安保法案の参院での審議入りで可決間近とされる今国会。その裏では?今月24日に過労死防止対策大綱が閣議決定され、実態調査の実施方針等を打ち出しました。


 それとの関連性が全くないわけではないでしょうが、2016年度から「健康経営アドバイザー」資格を創設するとの事。何のこっちゃ?と思われた方が大半と思われますがcoldsweats01


one背景

中小企業の社員や家族ら約3600万人が加入する「協会けんぽ(全国健康保険協会)」の支出額が増加傾向にある。

・一方、社員が50人未満の事業所には産業医選任が義務化されておらず、人材・資金不足で健康対策に手が回らない企業が多い。
                       ⇩
  経産省厚労省東京商工会議所が今月「健康経営アドバイザー」資格創設に向けた協議会を設置。


two健康経営アドバイザーについて(概略)

対象は中小企業診断士、社労士など。

試験実施は東京商工会議所が行い、全国の商工会議所等を通じて有資格者の派遣を行う予定。

長時間労働抑制等、社員の健康対策や企業経営の実態に関する講座を開設し、試験合格者に付与。


three関連事項

健康経営優良企業認定制度(実施:2016年度~)について

 社員の健康確保に積極的に取り組む中小企業を対象に全国の労働局が認定する制度。

(認定企業への特典?)
日本政策金融公庫から低金利融資を受けられる。

・認定マークを商品やサービスに使用可。


four放談三昧

・これまで大企業優先的な取り組みばかりがピックアップされてきたが、まずは国も中小企業対策を怠っていない、という評価はできる。

・但し、アドバイザーになるには中小企業診断士や社労士等の公的資格保持が前提になっている。一筋縄ではいかぬ、という事か。

・アドバイザーに関しては、社員の健康ばかりか、企業経営等に関してアドバイスを行う重責を担わされている。いわば中小企業診断士と社労士を掛け合わせたようなイメージか?確かにそれならば、公的資格前提なのも頷ける。

・一般企業に産業医選任が義務付けられているのなら、中小企業に対してはアドバイザー派遣を受ける義務付けを行ってもいいのではないか。

・最大の問題は、アドバイザー報酬だろう。内容にもあるとおり、下手すれば支払う余裕すらない企業もあるのではないか?そうなるとアドバイザーの実効性が疑問視される。健康管理以前の問題になりかねないところだが、各々の士業と個別契約するよりは効率的かもしれない。

・更に言うなら、認定を受ける事で新卒者等へのアピールにも繋がるだろう。但し、どこまで実効性があるのか不透明。ここは将来性を賭けて?経営者の英断に期待すべきか。

                       

☆お断り:本内容は2015年7月26日付読売新聞記事を引用しつつ、自身の想い等を盛り込みました。


| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

これこそ朗報?2015年12月から企業に従業員のストレスチェック義務化で、自己管理から"管理される"時代へ

 従業員の心理的な負担を調べる「ストレスチェック」の実施が2015年12月から従業員50人以上の事業所に義務付けられる、との事。それに先がけ、厚労省が5月7日、実施マニュアルを公開したそうですが・・・?若干テキストが長くなりますが、ご覧ください。


one経過

過重労働等により、ストレスを抱える従業員が増加し、企業のメンタルヘルス対策が急務となった。
 ↓
 2014年6月 労働安全衛生法改正により、年1回以上のストレスチェック実施を義務付け。

 →中小企業等に戸惑いの声が多かったため、マニュアル公開に踏み切る。



two具体内容

(1)ストレスチェックとは何か?

 ・全57項目から成る「職業性ストレス簡易検査票」を使用し(※厚労省推奨)、心の状態、食欲、睡眠量、仕事量、周囲の支えの有無等を問う。

 ・紙方式(紙に記入する)とコンピューター回答式の2種。

 ・「そうだ」「ややちがう」等4つの選択肢から該当するものを1つ選択する。


(2)チェック項目例(職業性ストレス簡易調査票より)

・仕事について
 時間内に仕事が処理しきれない
 自分のペースで仕事ができる

・最近1ヶ月の心身の状態
 ひどく疲れた
 不安だ
 食欲がない
 よく眠れない

・周囲のサポートについて
 上司と気軽に話ができる
 困った時、同僚は頼りになる


(3)イメージフロー

ストレスチェック実施
 ↓
従業員に通知(封書、メールなど)
 ※良好な場合は、終了。

~高ストレス者と判定された場合~
 

判定された従業員が会社に面接指導の申し出。
 ↓ 
会社が医師(産業医等)に依頼~面接指導実施。
 ↓
会社が医師から意見聴取。
 ↓
会社が従業員へ就業上の措置(休職、短時間勤務等)。


(4)注意点
義務対象は「従業員が50人以上の事業所」(規模は問わない)。

従業員が面接指導を申し出たのを理由に不利益は生じない。

結果内容は、本人の同意なしに会社に知らされる事はなく、従業員がストレスチェックを受ける義務もない。

実施費用は会社の負担(従業員1人当たり500~1000円程度、医師や専門会社費用等も含め、数千円に?)となり、専門会社に委託されるケースが見込まれる。その場合、産業医等との共同実施を推奨。


three企業の導入事例

(1)スカイネットアジア航空(現・ソラシドエア

 ・アドバンテッジリスクマネジメントと契約、2012年から実施。

 ・受診者数は1ヶ月に約20件(導入当初の10倍以上)に急増する一方で、心の不調による休職者は半減。


(2)ニチバン

 ・2009年から実施。

 「どういうストレスを抱えている人が多いのかという傾向を職場で共有し、解決法をみんなで考えたり、机の配置を変えて職員同士の会話を増やしたり、小さな試みを重ねる事で職場のストレス度が下がった。数か月から1年単位で継続的な働きかけが必要」(同社担当者・談)


fourその他

インターワイアード(マーケティングリサーチ事業部)が3月に実施したインターネットアンケート

 会社員等975人の回答者のうち「ストレスチェックしたくない」と回答したのが358人(全体の37%)に及ぶ結果が出る。

(受けたくない理由)
 ・同意していないのに会社に情報が漏えいする恐れがある

 ・リストラや降格等の口実にされてしまいそう


 川上東大教授(精神保健学)「安心して受検してもらえるよう従業員への丁寧な説明が必要だ。職場のメンタルヘルス対策は待ったなしの状態。企業は、今回の義務化を従業員の心の健康対策に本腰を入れるきっかけにして欲しい


five放談三昧

ようやく国の重い腰が上がった、とすべきか。その意味では一歩前進したと言える。

企業に義務付けられるのに、従業員の受検が任意というのはどうなのか?下手すれば導入しても実施されないケースも出てくる可能性も考えられる。その辺りは国の行政指導や罰則必須?

・給与は上げなければいけない、ストレスチェックも義務化・・・等、企業の負担増は相当な物と思慮する。ますます経営側のストレスは溜まる一方?

受検結果も言わば個人情報に該当するので、会社側に原則非公開なのかもしれないが、仮に現に苦しんでいる従業員が存在する場合、結果を非公開で済むのかどうか?但し、それを理由に当該者が不利益を被る等は言語道断。勿論、適切な措置を講じる必要はあるが、会社だけでなく、従業員同士の差別助長の類は絶対に避けなければいけない。



☆お断り:本内容は2015年5月16日付読売新聞記事を引用しつつ、自身の想い等を盛り込みました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

祝・完全復活!光岡昌美、7月25日ガールズ・ライブ出演へ、新曲発表も近い?

 私がココで記事にしたのがきっかけ・・・なんて事はないと思いますが、どうやら光岡昌美が復活する模様ですね。

 その第1弾?となるのが、7月25日、東京は四谷LOTUSで開催される「Solo Girl Singers Gulid(SGSG)※公式Facebook」という若手女性ソロシンガーを集めたライブ、との事。


 ・・・まずは、復活おめでとう゚゚(´O`)°゚


 更に、公式ツイッターによると「今作ってる曲たちは、今までに比べるとちょっとテイストも歌詞の雰囲気も違う☻でもいい意味でReスタートを切るってゆう思いも込めて新しいチャレンジをして行こうと思ってるヴィジュアルイメージもここから少し変えて行こうと思う☻(※7月5日の呟き、原文のまま)」とあります。

 テイストもイメージも変わる、というのは謎めいていますが、25日のライブをきっかけに新しい光岡昌美に出逢えるのかもしれません。

 期待してるぞ、光岡昌美sign03

 ライブには行けないけど・・・(^-^;

 

| | コメント (0) | トラックバック (1)
|

"成長"なくても戦略"可"?オリンピック開催までに、医療福祉先進国として世界にアピール?政府、健康・医療戦略「素案」を今月末閣議決定へ

 7月10日、今月下旬にも閣議決定するとされる、政府の「健康・医療戦略」素案が明らかになった、との事。既に「成長戦略」は閣議決定済みなのに、まだ「戦略」があったのか?と考えがちですが、実は平成25年8月に健康・医療戦略推進本部が既に設置済み。更に第186回国会において健康・医療戦略推進法案が決定していた、という裏事情?があるのですが・・・それはさておき、素案とやらを見てみましょう。

oneこれまでの経過
 ・わが国の「平均寿命」は、男性79.94歳、女性86.41歳(いずれも2012年現在)。
  updown
 ・「健康寿命」では、男性70.42歳、女性73.62歳(いずれも2010年現在)と大幅に低下。
  ※健康寿命とは、介護などを必要とせず、自立して日常生活を送れる生存期間。詳細はコチラ(公益社団法人 生命保険文化センターHPより)。

 ・健康寿命を引き延ばす事で「介護や医療を受ける人を減らし、社会保障費の削減につなげる」。
 ↓
 ・生活習慣病を引き起こす恐れのある「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)」患者を減らすため、特定健診(通称:メタボ検診)受診を増やし(2012年現在、受診率は46.2%)、国民の健康度を高め、医療福祉先進国としてわが国が世界をリードする。


two2020年までの具体目標・素案(一部)

(1)健康寿命を1年延ばす。
(2)メタボ人口を25%減(2008年比)。
(3)特定健診受診率を80%に上げる。
(4)国内医療機器市場を3兆2000億円まで拡大。
(5)医療機器の輸出額を倍増させる(2011年:5500億円→1兆円)。 
(6)がん治療薬の実用化に向け、10種の新薬治験を開始する。
(7)IPS細胞(人口多能性幹細胞)の技術を使った新薬の臨床応用を進める・・・etc

three今後の予定
 2014年7月下旬 健康・医療戦略の閣議決定。
 2015年4月 医療分野の研究開発の司令塔「日本版NIH」体制の整備~戦略のガイドライン化。


★個人的意見★
 ・特に"突っ込みどころ"はなく、いずれも約6年後を目途とした中長期的な内容に思える。但し内容によっては、可能な限り早急に目指すべき課題もある(特定健診受診率など)。
 ・「医療福祉先進国」というのは大きく構えすぎの感もあるが、世界中から「高齢者大国」と注目されている限り、果たすべき義務感のようなものがあるのかも。
 ・何といっても2020年は東京オリンピック開催年。それに照準を合わせ、海外へアピールするつもりなのだろう。
 ・話がずれるが、先に小中高で「がん教育」を採り入れる方向の旨の内容を記したところだが、最終的にはココ、つまりは健康・医療戦略へと繋がるのだろうか。子供の頃から生活習慣等に留意させつつ、健康な生活を意識させる事で健康寿命を延ばすねらいがある・・・というのは、深読みし過ぎか。
 ・もう少し付加するならば、今年から初公開となった独立行政法人 国立がん研究センターの「がん予測」では、年内にも男性が50万人超、女性は38万人超ものがん患者数に及ぶと出ている。日本版NIH構想云々はともかくとして、少しでも早く「嫌な予測」を下回るよう、個人の自助努力はもとより、国も総力挙げて取り組んでほしいものだ。そう考えると、この戦略の意味合いは大きいのでは?
 ・しかしその反面、混合診療との兼ね合いを考えると、最後は「金」が物を言うのか?不測の事態に陥る前に検診を受けましょう・・・なのかもしれないが、そうなると見方は変わってくる。



☆お断り:本内容は2014年7月11日付読売新聞記事を引用しつつ、自身の想いを盛り込みました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

経営者の皆さん!五月病対策にいかが?トーキョーチアチアパーティー「進め!フレッシュマン」

 嘗てのアイドルブーム期では、主に「恋愛」や「思春期」に纏わるモティーフした曲が数多く誕生しました。現代はそれに加え、より身近なモティーフが扱われるケースが急増しているようです。

 トーキョーチアチアパーティーが4月にリリースした「進め!フレッシュマン」もそのひとつ。本編PVでは、冒頭にメンバーの1人が物憂げな表情をしたカットが約1分ほど流れ、見る者を独自の世界へ導くかのようにも思えます。

 ところがその後、メンバーがどこからともなく集結し?タイトルコールを始めると一気に流れが変わり、ダンサブルなナンバーに。私は当初T.M.Revolutionの如く、"チアチア"も冒頭に登場した彼女のソロ・プロジェクトと思っていただけに、見事に「してやられた」感で頭がいっぱいになってしまいましたcoldsweats01

 

 その昔、植木等の「スーダラ節」やハナ肇とクレージーキャッツの「無責任一代男」「ウンジャラゲ」等、サラリーマン人生を巧みに捉えた曲が大流行しましたが、時代が大きく違うものの「進め!フレッシュマン」もある意味、それらに近いと言える気がします。

 但し「スーダラ節」が流行した頃とは逆に、景気の低迷が続き、今や「就職超氷河期」等と言われる現代において、運よく自身の希望する企業に入社が叶ったのはいいのですが、その一方で新卒者の離職率は高く、社会問題と化しています。

 そろそろ「五月病」が流行し始める時期。果たして彼女たちのエールは、そんな新人を励ます事ができるのか、あるいはできたのか?励ますと逆効果とも言われますが、オリコン6位に入ったという事は、何よりも効いている証拠なのかもしれませんね。

 PVのラストでは「私たちはフレッシュマンを応援しています」といった類のメッセージが流れアウトとなるのですが、勝手連的に行っているだけなのか、あるいは御上ご用達・・・はないかcoldsweats01
 
 
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

「圭子の夢は夜ひらく」~追悼・藤圭子

 長らく「追悼」関連記事を記していませんでしたが、一時は次々と有名人の訃報が舞い込み、追いつかなくなったという個人事情や、当ブログが「訃報ブログ」ではない事を明確にする意図等が重なったためですので、何卒ご容赦ください。

 私は彼女のファンではないのですが、リアルに歌番組で歌う姿を観て「なんてインパクトの強い歌声なのか」とゾッとすると同時に、彼女に対する暗く、重いイメージがなかなか拭えなかった記憶があります。時代の潮流という事もありますが、彼女のような演歌歌手を未だ見た事がなく、その意味では唯一無二の存在だと思います。

 彼女の名は、藤圭子。
 名前を知らなくても、宇多田ヒカルの母親と言えば思い出せる方(若い世代?)もおられるでしょうか。
 
 そして私を前述のごとく、ゾッとさせた彼女の曲とは「圭子の夢は夜ひらく」。後に多くのアーティスト達がカヴァーした事でも知られる名曲ですが、この曲の独特の世界観を表現するまでには至っていない気がします。尤も、彼女をモノマネしても意味はないので、それぞれの良さはあるのですが・・・。
Photo
 実はこの曲、園まりの「夢は夜ひらく」のカヴァー版との事。しかしカヴァー版と言えど、歌詞はオリジナル。だからこそ、わざわざタイトルに「圭子の~」と付したのでしょう。どちらも夜の雰囲気を醸し出しているものの、藤圭子の不気味なほどにドスの効いた歌声は、一度聴くと忘れられません。そして一言一句それぞれに重みがあり、タイトルから考えても、本当に彼女自身の事を指しているのでは?と錯覚に陥るほど凄いものがあります。

 その後、業界から身を退いて随分経ちますが、いったい彼女に何があったのか?
 マンションから飛び降り自殺を図った模様とニュースで知りました。

 何らかのトラブルで誰にも言えない秘かな悩みがあったのか、はたまた病を患い、生きていく自信が無くなった果てなのか・・・?

 今はただ「圭子の夢は夜ひらく」を聴きながら、彼女の死を偲ぶばかりです。

 R.I.P。。。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

これが「職場いじめ」の実態?(前編)

 昨晩、珍しく学生時代の友人(仮名・M)から電話がかかってきました。
 何かとプライヴェートが忙しいとかで、私の方から連絡してもなかなか通じないはずなのに・・・coldsweats01
 「実は、聴いて欲しい事があんねん・・・長話になるかもしれへんけど、ええかな?」
 断る理由も特段なかったので、私はMの話を聴く事にしました。

 某大手電気会社に勤めて約20年になるMの話を纏めると、概ね次のような内容でした。

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜
 
 ある日、休憩時間に弁当を買いに行ったMが戻るなり、グループの統括リーダーが
 「お前、届も出さんと勝手に弁当買いに行ってええと思とるんかい!
 と切り出したそうです。
 Mの話によると、勤務時間中にトイレ以外で持ち場をやむなく離れる場合、届を提出して上司の許可が必要になるそうです。ただ、休憩時間に今まで届を出して弁当を買いに・・・という"縛り"はなく、誰一人そんな行動をする人はいなかったそうです。 

 Mもそんな行動を繰り返していると、先出のリーダーが突然、
 「お前、ルール違反ばっかししやがって・・・殺したろかannoy
 Mの首を絞めながら詰め寄った、というのです。
 ひとまずその場は収まったものの、Mはすかさず労働組合や部長クラスの管理職に事態を報告しました。
 その後、双方が労組から呼び出されて事情聴取を受けたものの、互いに言い分は食い違い、リーダーとMとの会話は、間に第三者を介してのみ行われるほどの仲にまで悪化し、顔を付き合わせれば罵声を浴びせられるそうです。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

 そして、Mは私に「俺のやってる事、おかしいか?」と訊ねてきたのです。
 「確かに、俺は手が遅かったり、ミスの連発を繰り返して、グループの皆に迷惑かけてるかもしれへんけど、就業規則を破った事や法に抵触するような事は一回もないし、何でルール違反なんて、言われなあかんねん?

 私は、こう答えました。
 「法律上使用者は労働者に対し、一日6時間以上の労働の場合は少なくとも45分、8時間以上労働の場合は少なくとも60分の休憩時間を与えなければならない、とある上に休憩時間はどんな過ごし方をしようが自由、となってる。但し、就業規則等で決められてる場合はそれに従う事になるんとちゃうかな」

M:「だから午前中は勿論、休憩時間も昼からの勤務もちゃんと就業規則に従って、仕事してるんやけどな」

私:「その(やむなく持ち場を離れる場合に提出する)届って、今まで提出義務がなかったのに、何で今更出せなんて言い出したん?もし変更したんやったら、事前に説明があるやろ?

M:「そこがおかしいねん」

私:「仮に数百人規模で休憩時間に弁当を買いに行ってるとしたら、全員届出義務が発生するやん。一人ひとり書類確認して、上司の許可貰うて、って事務効率も悪いし、昼からの勤務に間に合わへん人が出てくるやろ?もしかしたら、Mを標的に退職勧奨してるんちゃう?」

M:「やっぱり、そう思う?」

私:「それだけやないかもしれんけど、Mとのやり取りを見せしめにしてるんちゃうかな?俺に逆らったら、Mみたいな目に遭うぞ、って。大体、まで出さんで良かったのを今更何で義務付けるん?しかもMだけに?

M:「俺も力があったら、あんなリーダーなんか潰したんねけどな。悔しいけどそれがないから、徹底的に労働局や国に訴えていこうかな、て思うんよ。一番ええのは、抜き打ちでガサ入れしてくれるか、一日中、国に監視して貰う事やねんけど

私:「何ぼ出先(機関)であろうが、国であろうが、一日中監視すんのは無理があるやろから、内部告発するか、徹底抗戦するか、やな。民訴(民事訴訟)起こすか?社会的地位を棒に振る事になるかもしれへんけど

M:「そこまでする勇気、ないわcoldsweats01。でも、労働者の権利を主張するばっかりで、やる事はやらなあかんし、お互い譲歩なり妥協なりして、ええ方法見つけるわ。それに副部長にもプッシュされてるし」

私:「何をプッシュされてるん?」

M:「『絶対会社を辞めるな、いじめに負けるな、君を見てる人はちゃんといてるぞ』って感じで。それに俺が訴えたおかげか、色んな人に声かけて貰えるようになったんや」

私:「ほう、それやったらええやん。話を聴いた限りでは、Mに落ち度はないみたいやから、最終手段はとりあえずペンディングして、権利と義務をバランス良くこなせばええと思うよ。でも法律上は、ちゃんと明記してあるから、十分対抗できるで」

M:「ありがとう。また報告するわ」

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

 Mとの電話を終えた後、数年前の別の友人の"事件"を思い出しました・・・。

                                       (後編に続く)


※お断り:本内容はノン・フィクションですが、氏名、会社名等についてはあえて伏せていますので、何卒ご了承ください。

                                     

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

呪われた日テレ?それでも、"死んで花実が咲くものか・・・(涙)"

 昨日、日本テレビの山本アナウンサーが転落死か、自殺か・・・という記事を見ながら、暫く様子を窺っていたのですが、どうやら自殺のようですね。しかも産後鬱状態に陥っていたとか。

  幸せな家庭を築いたはずなのに、実際は育児を含めた家庭と仕事の両立に苦しみ、独りで悩みぬいた挙句、死を選んでしまったのでしょうか。

 勤務先ではそういう風には見えなかった、と語っているそうですが、彼女にすれば、仕事では務めて明るく生真面目に振舞いながらも、内心では悩みが山積して、今にも倒れてしまいそうな状態だったのでは、と推察します。

 こんな時に、よく「どうして彼女の悩みを、もっと真剣に聴いてあげられなかったのだろう」等とコメントされますが、山本アナにすれば、家庭内の問題なんて打ち明けられない、まして職業柄、暗い表情なんて見せられない、と思い込んでいたのかもしれません。

 何故か女子アナに自殺者が多く、それも日テレだけで判明しているのは、何人いましたか?それでなくとも、自殺者は年々増加する一方だというのに・・・。
 ただ、彼女も何らかのサインを出していたはずです。例えば、最近疲れやすくなったようだとか、ケアレス・ミスが増えたとか、形態は様々なので一概に言い切れるものでもありませんが、それでも赤の他人であろうが、この世を生きる者の一人として、これだけは言わせていただきます。

絶対に自殺してはいけない!

死んで花実が咲くものか(涙)!


 
謹んでご冥福をお祈りいたします。
 
 ・・・R.I.P。。。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

薬事法改正前にひと言

 薬事法改正を来月1日に控え、各ポータルサイトでは「ネットで薬が買えなくなる」だの「今回の改正は憲法違反」だのと挙ってデジタル署名活動を展開しているのは、皆さんもご存知でしょう。厚労省に寄せられたパブリック・コメントのうち、何と反対意見は97%だったとか。それが功を奏したのか、結果的に2年の猶予期間が与えられ、制約はあるものの、とりあえずネット販売は継続されるようですね。

 薬事法に至っては、その昔、薬局開設時における距離制限を設けるのは憲法に反する、として最高裁に持ち込まれたケースもありましたよね。それが今では、一部のコンビニでも薬を買えるほどにまで発展しました。これも時代のニーズの成せる業、なのかもしれません。

 ・・・実を言うと、以前から気になって仕方がなかった事があります。

 表現が悪い点をまずお詫びさせていただくとして、それは「薬局(正確には"ドラッグストア"ですが)のスーパーマーケット化」。特に全国でチェーン展開している薬局に多く見受けられます
 格安で薬を買えるだけでなく、店頭には何故か格安のカップラーメンやコーヒー、お菓子が所狭しと並べられています。
さすがに青果類はなかったですねcoldsweats01。もっと凄いのは、店の奥へ入ると「100円均一で食料品から日用雑貨等も買える」薬局が存在するのです。"大安売り"なんて派手なPOP広告がキャッチとなって、いつも客は多く、酷い時にはレジに長蛇の列ができるほどです。不況が続く昨今において、客側にすればこれほどありがたい事はないでしょう。競合店からスパイ?も紛れ込んでいるとか、いないとか・・・そんな状況ですから、スタッフは「売る事」に集中せざるを得なくなり、薬に関する知識は二の次になっているようです。誤解のないように補足させていただくと、決して親身になって相談に乗ってくれるスタッフが皆無、というわけではありません。
 
 しかし、長年地域に根付いた「純粋な薬局(※ここではあえて、この表現を使用させていただきます)」はますます肩身が狭くなってしまっています。薬事法の改正を重ねた結果が招いた功罪と言えるかもしれません。薬局独特?の雰囲気が阻害している、という方もおられるでしょうか。

 それを受けてか、来月1日から施行される「改正薬事法」では、販売側は全て薬剤師や登録販売者等の「有資格者」に限定されるとの事。それでも「憲法違反」と裁判に持ち込もうとしている会社」もありますが・・・。

 
 利便性を追求するあまり、何か重要な物を失いかけている気がするのは私だけでしょうか?

 

| | コメント (0) | トラックバック (1)
|