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IDOL TRIBUTES(Vol.66)「ヘレン笹野」

 今でこそハーフタレントが多く存在し、中には外国人にしか見えない風体にも関わらず、日本語しか話せないのもごく普通になった。逆にハーフと聞いたこちらが驚く場合もある。


 しかし昔は数少なく、当時としては珍しい存在であった(※誹謗中傷の意図等は全くない)。例えば、キャロライン洋子やゴールデンハーフスペシャルの一部メンバー等が挙げられよう。


 今回ピックアップする「ヘレン笹野」もその1人である。


 一般的に彼女の名を聞いて真っ先に浮かぶのは、アニメ「うる星やつら」のエンディングテーマ「心細いな」だろう。


 そんな流れに逆行するつもりはないが、当ブログでは1981年3月5日にリリースされた、デビュー曲「キュン!と片想い」をピックアップしたい(※当時はヘレン名義だが、ジャケットには小さく"笹野"と記されている)。 作詞:杉山政美、作曲・編曲:木森敏之の各氏。


試聴可(※出典、引用:BALLROOM RECORD)。Kyunntokataomoi



 何故デビュー曲をセレクトしたのか?だが、偶々昔のCMを見ていたところ、♪I don't know I don't know 待っててね・・・のフレーズが耳についた。いつかどこかで聴いたような・・・と記憶の底に眠る?彼女の存在を引きずり出したわけである。               


 それこそ実は、ヘレン笹野が出演する東芝のラジカセ"BOMBEAT UU(ボンビート・ダブルユー)"のCMだったのだ。ラジオとカセットを切り替えスイッチひとつで同時に聴ける、当時は無論、現在でも非常に画期的なプロダクトである。尤も、今ではCDラジカセすら殆ど量販店で見かけなくなってしまったが・・・。


 本題に入ろう。


 ハーフ歌手だとつい、日本語がたどたどしい印象を抱いてしまうところだが、ヘレン笹野に関しては違和感が全く感じられない。寧ろ低音から高音までしっかり歌い切れており、表現力が実に素晴らしい。

 
 それは先出の「心細いな」にも共通している。おそらく彼女はそういう声質を持っていたのだろう。


 それほど恵まれていたにも関わらず、実働は僅か1年少しで終焉してしまっている。それも「心細いな」が事実上のラストシングルだ。


 当時は現代アイドルのように卒業、脱退、引退等の際、キャンディーズやピンクレディー等トップアイドルを除き、大半は気付いた時にフェードアウトしていた事が非常に多い。わざわざそれをアナウンスする義務?が無かった事も影響したのかもしれない。

 
 現在はアメリカでCMに出演しているらしい。体型は当時よりもややふっくらしたイメージだが、いい年の取り方をされているようである(※下記添付CMの向かって左側、ライトブルーの衣装を纏っているのがヘレン笹野だ)。

 とはいえ、理由はともかく、あまりにも早い歌手活動終焉は惜しまれる。


 今では只管彼女が出演していたラジカセのCMをリピートするばかり、である。







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