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特集"脱?官製春闘2019"(その3)「脱・官製の影響?ベースアップ軒並みダウンも、物流・外食は好調?」

 3月13日、電機や自動車関連会社等に対する春闘への一斉回答が行われた。全体的には米中貿易摩擦や中国の景気減速等の影響を受けて・・・などと言われているらしいが?


(概要)

 なお、原則としては要求額アップ、は同ダウンを示す。無印はほぼ現状維持、要求額通りとする。


自動車

 ・トヨタ自動車

   ベースアップ額などは非開示ながらも、総額で1万700円

 ・日産自動車

   ほぼ満額回答(3000円)。

 ・ホンダ

   要求3000円に対し、1400円のベースアップ

 ・マツダ

   ベースアップ額などは非開示も、総額9000円(ほぼ満額回答?)

 ・SUBARU

   要求3000円に対し、1000円のベースアップ

 ・ダイハツ

   要求3000円に対し、1500円のベースアップ(4年連続)。

   全組合員に4月から「勤務間インターバル制度」を導入。


電機

   統一要求3000円に対し、1000円のベースアップ


重機・造船

  ・三菱重工業、IHI

   3500円の要求に対し、1500円のベースアップも前年並み

   IHIは「勤務間インターバル制度」導入(4月~?)。


郵便・物流

  ・福山通運

   要求額非公開も、7500円(前年の3倍)のベースアップに加え、正社員(約2万人)の3月分給与に一律5万円上乗せ


  ・ヤマト運輸(3月15日付更新)

    月額5599円(総額平均8052円)のベースアップ~※前年の3倍

      (内訳)実際のベースアップ 4397円
            
          労働時間短縮分   1202円

 
  ・日本郵政(同上)

    ベースアップ見送り(4年連続)。約8万人の非正規社員を対象とした扶養手当を新設。なお、正社員に関しても子育て世帯に同手当を支給。


外食産業

  ・王将フードサービス(餃子の王将)

    9500円の要求に対し、1万2677円


  ・ゼンショーホールディングス(すき屋)

    2019年入社の大卒初任給を21万円→21万5000円に引き上げ(2年ぶり)。

    但し、ベースアップはの模様(具体額不明)。


電気・通信業

  ・NTTグループ主要6社

    2000円のベースアップ(6年連続の実施、前年1800円を上回る)

    60歳の定年後も働き続ける社員に対し、平均1350円

    非正規社員も手当等を引き上げ。

  
  ・関西電力(3月15日付更新)

    月額1500円のベースアップ(11年ぶりの定期昇給)

    一時金は4.15ヶ月分(平均169万2000円)。

   →「電力・ガス小売りの自由化で競争が激化する中、社員の奮起を促すための昇給」


~関係者のコメント等~


 ・経団連、中西会長

   「賃上げをしていこうという基本的なモメンタムはきっちり守れたんじゃないか


  ・日立製作所執行役専務、中畑英信氏

   「米中貿易摩擦や中国の景気減速が非常に大きい。経済情勢が昨年より厳しく、賃上げ負担が重くなってきた、というのが会社の判断だ」


  ・トヨタ自動車社長、豊田章男氏

   「本音の話ができていると思うが、これほど労使の距離感を感じた事はない」


  ・トヨタ自動車労組執行委員長、西野勝義氏(13日の会見での発言)

   「我々の危機意識が足りなかった」

  
  ・NTT労組事務局長、平田雅則氏

   「会社側の回答は非正規の賃金の一定の底上げにつながる」 


 ・第一生命経済研究所主席エコノミスト、新家義貴氏

   「景気の先行き不透明感の強まりから大幅な賃上げには至らず、伸びは18年をやや下回るだろう」


 ・みずほ総研主席エコノミスト、服部直樹氏

   「所得が十分に上がらないまま相次ぐ賃上げで、家計の体感物価が上がり続けると、増税後に個人消費が下押しされるリスクがさらに強まる


 ・日本総研主席研究員、山田久氏

   「官製春闘はベースアップの復活という功績があった。脱・官製春闘により賃上げの勢いが衰えた面もある」 

 

 
     



   



※注意:今後追記する可能性あり。一応本記事においては3月15日頃までを予定しているが、変わる場合もある。また、新聞記事掲載時を基準にしているため、若干のタイムラグ等が生じる恐れもある。予めご了承願いたい。

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» 特集"脱?官製春闘2019"(その2)「春闘本格化!なのにトヨタ、ベースアップ明示なし≒脱・官製へ?」 [ハイブリッド写真家の「世間を見る眼」]
 2月13日、自動車大手の労組が2019年春闘に対する要求書を提出した。 ただ、 [続きを読む]

受信: 2019年2月26日 (火) 15時29分

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