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IDOL TRIBUTES(Vol.58)「仁藤優子(end)そのままの君でいて」

 「機動警察パトレイバー」のTV初放送から、今年(2018年)でちょうど30周年になるらしい。    


 ああ、そうなんだ・・・と番宣?を聞き流していたら、彼女の歌声が聴こえてきた。


 ・・・彼女とは、仁藤優子である。


 彼女にパトレイバーと来れば、この曲を置いて他にはない、というわけで今回は1989年12月にリリースされた仁藤優子の4thシングル「そのままの君でいて(Credit : 作詞/森由里子 作曲/羽田一郎 編曲/船山基記)」をピックアップする事にした。時季的には合わないところだが、今回はそれをあえて「推し」ていきたいと思う。

Patorabor 
 あくまでアニメのテーマソングであるところから、JKは原作者、ゆうきまさみ氏によるイラストとなっている。


 折角なら仁藤優子のフォトを前面に押し出した、現代でいうなら「アーティスト(アイドル)Ver.」のようなJKも準備して欲しかったとは思うが、贅沢か。


 「おこりんぼの人魚」や「秋からのSummer Time」のように高音部と低音部を行ったり来たりするようなリズムではなく、やや低音部を重視しながらも、非常に安定した歌声が見事に決まっている。


 その意味では、この曲の彼女が最も安定しているようにも感じるが、いかがだろうか。


 本曲では不調など微塵も感じさせないが、本当のところ「騙しだまし」と言っては失礼だが、自覚症状として喉の不調の兆候が既に見られたのに、それを隠してまで頑張り続けたのではないか。

 
 ・・・言い換えればアイドルとはいえ、プロの意地を貫きたかったのかもしれない。

 
 ただ、アニヲタにしか知られていなかったためか、彼女のディスコグラフィーでは本曲が最もセールスが低い。あくまで私の記憶で申し訳ないが、本曲を歌う彼女を見た記憶が曖昧ではっきりしない。


 実に皮肉と言えば、皮肉である。デビュー当時は新人アイドル歌手として誰もが注目していたはずなのに、彼女には早くも"脱・アイドル路線"を求められていたのだろうか?


 表現が悪く恐縮だが、現代アイドルと異なり、当時は20歳を超えたら、今後のベクトルを見直さなければ活動そのものも自然に縮小せざるを得ない傾向にあったのだ。ゆえに売れるアイドルだけが生き残り、それ以外は淘汰される運命に晒されたのだろう。


 それを裏付けるかのように、彼女も本曲リリースの後、当時のアイドル達が辿った「カバー曲」を歌う存在へと変わってしまったのである。


 毎回執拗だが、喉の不調さえなければ、もう少し歌手生命が長かったかもしれない、と思うと本当に惜しい存在だ。今回をもって「仁藤優子」を終了扱いしてしまうのも、やや気が引けるところではあるが・・・。
 



◎「ゴールデン☆ベスト 仁藤優子(Track-13)」等に収録。
試聴可(※ビルボードジャパンより)。




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 開始当初は、せいぜい数回でネタ切れに陥って自然消滅・・・どころか、気が付けばい [続きを読む]

受信: 2018年6月12日 (火) 13時23分

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