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3Dかどうかって?もう1回見ればよくって?FEMM「Do It Again feat.LIZ」

 普通に見れば、画面が3分割され各々が枠内でパフォーマンスを展開する、と誰しも考えるだろう。ところが随所に画面から「飛び出す」シーンがふんだんに盛り込まれているではないか。


 ならば画面フォーマットは、何のために存在するのだろうか?いや、フォーマットではなく、寧ろフレーム感覚といった方が正しいかもしれない。もしかするとフレームではなく、ただのボーダーだったりして・・・coldsweats01本当は彼女達とカメラの間に枠を示すラインが施されており、前述のように「飛び出す」かのごとく見せかけているだけ、なのか。


 因みに本PVは"フェイク3D"とされ、あくまで錯視による3D効果を演出しているにすぎないのだ。動画サイト等でトリッキーな動きを見せていながら、実は遠近法などの様々なトリックにより、いかにも特撮風の映像を公開する向きが多いが、いわばそれの3D風という事か。


 しかもFEMMの2人(リボンをつけた女性)といい、フィーチャリングしたLIZといい、実に無機質で感情すら持たないアンドロイドのようである。まるで殺伐とした現代社会を象徴しているようにも見える。下手すれば人工知能を備えたロボットなどの方が感情は豊かかもしれない。昔のアイドルでいうなら、Winkに近いか?尤も、Winkの場合は結果的に無機質に映ってはいたものの、本来は意図していなかったようだが・・・。


 こういう現場を1度は見学してみたいものだ。

 公式HP等によると、彼女達は「意思を持つマネキン(ギ○ック?)"RiRi"と"LuLa"から成るダンス&ラップデュオ」とされる。日本以上に米国や欧州、英国等、世界での人気が高いらしいが、活動をスタートした2013年には「マネキンが歩いている」「人形がロボット歩行をしている」等と国内で話題に挙がったという。それが歌って踊れるとなったら、さぞ驚いたに違いない。


 因みに「FEMM」とは"Far East Mention Mannequins(極東の物言うマネキン?)" の略語のようだ。デビューは2014年4月「Astroboy EP」だが、現在はデジタル配信シングルが中心となっている模様。今回の「Do It Again」はその10作目らしい。


 一方のLIZだが、MAD DECENTレーベル(※注意:海外のため、英語表記)初の女性アーティストで、これまでにも数多くのアーティストとのコラボレーションを実現させたらしい。「Do It Again」ではメロディーと英詞を担当したという。


 ただ話題性がある割に、国内での人気はあまり伸びていないように思える。現に私が存在を知ったのも、今回が初めてである。英詞が先行した故に海外アーティストと誤解されているのだろうか。


 例えば、FEMMはピンクレディーのヒット曲「UFO」のカバー版をリリースしているが、曲をそのままカバーするというよりも、所々振付や後半でカバーらしいインサートはあるものの、まるでダンスマニア風、クラブミックス風のアレンジである。カバーというよりも、寧ろリミックスVer.と見るべきかもしれない。画面の展開も見方によってはエイリアンが暴れ回るように見えなくもないが、この辺りは個々の評価が変わってくるだろう。 

 それが人気に影響しているのかどうかは分からないが、思い切ってオール日本語版のオリジナルソングのリリースを検討してみるのもいいかもしれない。尤も、却って彼女達の魅力が半減しかねないところではある。


 そう考えると、YMOの流れをFEMMに重ね合わせてしまうのは私だけだろうか。






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