« そこまで業績不振だったのか?ニコン、DLシリーズの発売中止を決定 | トップページ | レーベル移籍でイメージ払拭?小池美由「恋する2人は」 »

徐々に現実社会へシフト?放課後プリンセス「ライチレッドの運命」

 彼女達を知った当初はそんな事は思いも及ばなかったが、ここまで「プリンセス」を演じきられると、内容云々以上に称賛せざるを得なくなってくる。


 何てことない、単にギ〇ックを忠実に実行しているだけ、と言ってしまえばそれまでだが、世界中の「プリンセス」について様々な情報やエピソード等を元に創造しなければならない企画側も大変だ。


 今作「ライチレッドの運命」では楊貴妃がモティーフになっているという。楊貴妃で真っ先に思い浮かぶのは、やはりクレオパトラ、小野小町と並ぶ世界三大美女としての存在だろう。唐の時代当時の玄宗皇帝に寵愛を受けた反面、755年に起きた安碌山の乱(安史の乱とも)で自殺させられた悲劇のヒロインという側面もある。


 従来の曲ならば、プリンセスの名前がタイトルにインサートされているのが殆どであるにも関わらず、今作は「ライチレッド」というカラー表現に留められている。尤も本曲PVを視聴していれば、今までのように華やかなドレスを纏い、華麗に舞うイメージとは少し違う印象を誰しも受けるはずだ。


 因みに「ライチ」というのは、お世話になっている「季節の花300」によると、中国南部原産で苺に似た紅い実が成るらしく、別名を「荔枝(レイシ)」と呼ぶ、とある(ライチは広東語の読み)。現在では九州や沖縄でも栽培されているようだが、おそらくライチレッドというのは、この事を指すと同時に、彼女達が纏う楊貴妃をイメージした衣装の色を重ね合わせたものと思われる。


 では、あえて「楊貴妃の運命」としなかったのは、何故なのか?ストレートすぎる表現ゆえか、あまりにも昔の話ゆえなのか。また「The destiny of Princess Yang」ではやや堅苦しさを覚えなくもない。


 確かにシンデレラや人魚姫等、童話の中の話であれば自由に創作可能ではあるが、いきなり漢字ばかり並ぶのは違和感というか、ジャンルが異なる印象を受けかねないかもしれない。それに人魚姫ならばマーメイドと言い換える事は可能だが、さすがに人物名はせいぜい上記のように英語読みするのが限度ではないか(※あくまで個人的想像)。

 
 となれば、その人物のイメージカラーや使用していた物、言葉等を利用して比喩的、間接的に表現する手段は非常に有効だろう。

 だが呼び方こそ違えど、プリンセスは決して海外のみにしか存在しないわけではない。実際どの姫君を採り上げるかはともかく、そろそろ日本国内にも目を向けなければならない「運命(必然性)」が待ち受けているのは確実である。


 ・・・無限に思われたプリンセスギ〇ックも終盤が見えてきたように思うが、ここからが企画側の腕の見せ所だろう。次作にも大いに期待したい。




|
|

« そこまで業績不振だったのか?ニコン、DLシリーズの発売中止を決定 | トップページ | レーベル移籍でイメージ払拭?小池美由「恋する2人は」 »

芸能・アイドル」カテゴリの記事

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/517634/68892796

この記事へのトラックバック一覧です: 徐々に現実社会へシフト?放課後プリンセス「ライチレッドの運命」:

« そこまで業績不振だったのか?ニコン、DLシリーズの発売中止を決定 | トップページ | レーベル移籍でイメージ払拭?小池美由「恋する2人は」 »