« 今度はスパイ登場!って何をするんだ?アイドル諜報機関LEVEL7「PASSION!」 | トップページ | 愛のトリプル弾!ラスト・ウミカの姿を目に焼きつけろ!9nine「愛 愛 愛」 »

IDOL TRIBUTES(Vol.37)「速水陽子」

 厳密にはアイドルのカテゴリーではなく、ここで語るのは失礼なのだが、一時代を飾った歌手という意味合いとして扱っているので、その点をまずご了承いただきたい。


 一時代と言っても判明した範囲においては、アルバム1枚、シングル数枚リリースで終わってしまったようなので、記憶に残っている人は少ないのではないか。


 ただ、いつの間にか肝心要の名前を同性の別の女優と取り違えて記憶していた事が、後に判明した。一字違いで大違い、という「いつものヤツ」であるcoldsweats01


 ・・・今回は、速水陽子のデビュー曲「い・か・が」だ。


 キレの良いリズムで印象に残りやすく、歌手の名前は忘れても、い・か・が?という独特のフレーズだけは覚えている、という方は意外に多いかもしれない。

 
 私の記憶に残っているのは、ヘアスタイルをボブカット風に決めた彼女がひたすら♪〇〇い・か・が~? 〇〇い・か・が?と歌っている姿だったが、JKを見ると30年以上経った今でも結構オシャレで"女性版ジュリー"に相応しい雰囲気を醸している。尤も、出演時にハットを被っていたかどうかまでは失念してしまった(被ったり、被っていなかったりしたような・・・曖昧で失礼)。
 
Yoko_hayami_2
 男性であれ女性であれ、特に恋愛対象の場合、相手にやたら気遣っているシーンを連想する(本曲の主人公は女性)。


 当初は「そんなに気遣わなくてもいいから」とやんわり避けながらも、あまりのしつこさに徐々に怒りがこみあげ、ブチ切れる人もいるだろうか。


 そこへ追い打ちをかけるように、女性が「私に前の女の姿をダブらせている」だの「あなた食べず嫌い」と男を貶した挙句「私いかが?今夜いかが?」と迫られたら、相手は堪ったものではないだろう。人によっては、矢継ぎ早な展開に一体何が言いたい?何がしたい?と、ただ首を傾げるのみで終わってしまう可能性もある。

 
 善意的?に解釈するなら、肉食系女子のハシリと言えなくもないが、男性側からすればス〇ーカー行為に近い恐怖感すら覚えるかもしれない。仮に男女の立場が逆転しても、おそらく同様か、それに近い展開が予想される。


 時代が違うと言えばそれまでだが、本曲がリリースされた1981年頃は、未だ携帯電話など一般普及しておらず、連絡手段の基本は固定電話か手紙が主流だった。現代ならメールのやり取りで済むところだが、当時は駅等に設置された伝言板を活用するのが即時性の意味では有効だったのだ。現在では、伝言板も利用価値が半減してしまい、今や忘れられた存在と化しているが・・・。


 それゆえに出逢えた時の感動は一入だったように思う(若干大仰だがcoldsweats01)従って本曲のアプローチは決して間違いではなかったと考える。勿論、時代を踏まえての話だが・・・。


 あらためて作家陣を見てみる。作詞は自身も歌手活動の経験を持つ、神田広美氏。作曲はバンドのみならず、一時は俳優活動も熟した意外なキャリアを持つ亀井登志男氏。アレンジは後藤次利氏。彼のキャリアは言うに及ばずだろう。


 しかし、先出のようにフレーズもリズムも覚えやすい割には、大ヒット・・・とはいかなかったのが不思議である(但し、歌謡祭等の受賞など、一定評価はされていたようだ)。"女性版ジュリー"ギミック?が足枷になったのか、いつの間にか知る人ぞ知る存在と化してしまった。


 決して歌が下手というわけではなく、本曲のイメージがあまりにも強すぎて、他の曲を歌っても同じように聴こえてしまうきらいがある。これは致し方ない部分とは言え、非常に惜しい。その後、近年では女優としての活動がメインとなっていたようだが、現在は不明である。業界から退かれたのだろうか。


 ヨシリンではないが、個人的には若干アレンジを変えて、現在の「い・か・が」を是非聴いてみたいものである。おそらく当時のようにガッツリ攻め立てる歌い方ではなく、時代を経たからこそ可能なムーディーソングになっていそうな予感がするのだが・・・そんな曲"い・か・が"?


試聴(meguru recordより)


 



 

|
|

« 今度はスパイ登場!って何をするんだ?アイドル諜報機関LEVEL7「PASSION!」 | トップページ | 愛のトリプル弾!ラスト・ウミカの姿を目に焼きつけろ!9nine「愛 愛 愛」 »

IDOL TRIBUTES」カテゴリの記事

芸能・アイドル」カテゴリの記事

音楽」カテゴリの記事

コメント

地味目に終わった'81年組の中でも、渋いところを選んできましたねぇ。
4年前のこうそくひれん1号さんの記事によると、なんと亀淵友香さんに歌唱指導受けてたみたいなので、発声もバッチリでしたが、歌がうまければ売れるというわけじゃないですから、残念でした。
blogs.yahoo.co.jp/diet9156/9235140.html

明日は、アイドル☆パラダイスの裏で、BS朝日の「日本の名曲、人生歌がある」は、速水さんもカバーしたザ・ピーナッツのトリビュート。ピンク・レディーのケイちゃんや、森口博子さん登場です。
www.bs-asahi.co.jp/nihon_meikyoku/

ラジオ片手に、TVを見るのは、いかが?

投稿: ギムリン | 2016年5月 4日 (水) 02時06分

 ギムリン様、コメントありがとうございます。はっきり言って、段々アブナい方向に自然に進んでいるような気がしておりますcoldsweats01尤も、こういうコアなところを突くのが本来の趣旨ではあったのですが・・・。


 曲が悪いわけでもなければ、歌い方に何か問題があるわけでもないのに、知る人ぞ知る存在になってしまったのは、何故なんでしょうね。

 やはりギ〇ックが拙かったのか?

 本曲でセンセーショナルなデビューを果たしたにも関わらず、後が続かなかった点にも原因があるのでしょうか。確かに彼女は濃すぎて、聴く側が一歩引いてしまう部分もあったように感じます。逆に言えば、それだけインパクトは強かったはずなのですが・・・。

 あるいは、単にデビュー時期が悪かったのか。

 いずれにせよ、惜しい存在です。


 ギムリン様、私は多忙に感けて両方とも逃してしまいました。これも残念coldsweats01

 

投稿: 傷心の少年 | 2016年5月 6日 (金) 14時42分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/517634/63743478

この記事へのトラックバック一覧です: IDOL TRIBUTES(Vol.37)「速水陽子」:

« 今度はスパイ登場!って何をするんだ?アイドル諜報機関LEVEL7「PASSION!」 | トップページ | 愛のトリプル弾!ラスト・ウミカの姿を目に焼きつけろ!9nine「愛 愛 愛」 »