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まだやってたんですか!これがラスト?卒業ソング"私的"クロニクル(5)

 毎年2月~3月頃になると、「春の歌」と共に「卒業」をモティーフにした曲がリリースされますね。尤もひと頃のことを思えば、その数は激減しているようですが、4月の「入学、入社」の喜びと対極的に「去る」悲しみを誰しも経験した事があるからなのでしょうか。

 ・・・というわけで?今年も懲りずに「私的特集」を組んでみましたcoldsweats01


oneX21「明日への卒業」

 「オスカープロモーション」の「アイドル」だから、「オスカル」。
  

 「次世代を担う21人」だから、「X21」。単純にも思えますが、着想としてはなかなかのものです。


 最初はそれすら知らず、思わず"ベルバラ"の主人公を求めてしまったり、またある時は番組タイトルにもなっている「オスカルX21」が正式名だとばかり考えていた私coldsweats01


 その一方で、個人的には「売り」の方向性がいまひとつ掴めずにいた彼女たちの存在。流れで行くと、タレントやモデル・女優がメインのように思われていたところへ、デヴューシングル「明日への卒業」がリリースされるとの知らせが入ったわけです。


 真っ白な背景にシンプルな純白の衣装(※厳密には、ボタン部等に赤いステッチらしきものが入っているようですが)を纏った彼女たちの姿は、メンバー構成も相まって非常に初々しく見えます。デヴューシングルだけに、アイドルゆえの純潔性、処女性を視覚的に強調する意図があるのでしょうか比較するのも憚られますが、このあたりは「さんみゅ~」とほぼ一致していると思われます。


 色んな事があってもみんなで一緒に明日へ踏み出す事が「卒業」の形とするところは、恋焦がれる同級生(あるいは先輩など)との別れの辛さが強調されていた従来のスタイルとかなり変わっています。言うなれば個人主義的な部分も含みつつも、全体主義を前面に押し出すのが今風と捉えるべきなのでしょうか。


 いや、本当は私自身、「卒業」から何年も経過しているため、それに対する考え方が変わっただけなのかもしれません。

 はたまた「卒業=恋の終わり」とは限らない事に、周囲がようやく気づいただけなのか・・・?

two菊池桃子「卒業-GRADUATION- 

 「卒表ソング」って、どちらかと言えば派手なロック調よりも、バラッド系が多いですね。人生のうち、僅か数回しかない厳かなセレモニーだけに、まるで暗黙の了解事として決められているかのようにも思えます。


 菊池桃子の4枚目のシングル「卒業」もその中に分類されるでしょう。


 先に記したように、1stアルバム「OCEAN SIDE」の仕上がりに衝撃を受け、アイドルソングの大きな変革期の到来をも憶えた私。ただ彼女を一貫して手がけた、80年代を代表する作曲家・林哲司氏にしては珍しい?シンプルなアレンジに、当時は唸ったものです。


 どうせなら更にシンプルに、例えば卒業式で歌われるのを意識し、ピアノ・ソロの合唱曲のようなアレンジにすれば、より注目されたでしょう。「蛍の光」「仰げば尊し」以外の卒業ソングを時代が欲しなかった(それ以外は認められなかった?)影響もあったのでしょうか。あるいは「恋」を含む個人主義的な内容だけに、学校で歌うには抵抗が生じるのも致し方ないのかもしれません。


 言い換えれば、卒業というキーワードで思い出される事が多いのは「恋愛」なのでしょう。というか、人と人が交流する限り「恋愛」は切っても切れないモティーフなのかもしれません。ただ菊池桃子に限らず、これまでの卒業ソングで恋愛がモティーフとされるケースは多々ありましたが、殆どは「片想い」。


 両想いではなく、片想い。


 仮に前者であったとしても、「卒業」が永遠の別れへと繋がってしまいます。


 学生の頃って、何故かそう考えてしまいますね。


 片想いの方がドラマになる、というのもあるでしょうが、携帯電話やネット環境が整った現代とは違い、寧ろ「心のアルバム」に永遠に残る確率は高い・・・はず。

 本当にこのシリーズは今回がラストなのか、正直なところ、今すぐには分かりません。  

 ・・・なんじゃ、それ!とぶちまけそうになったアナタへ、ひと言。

 モティーフとしての「卒業」が存在する限り、存続する可能性は十分にあると思いますが、どうなる事やらcoldsweats01

 などと言いつつ、続いていそうな気もしますが・・・sign02


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