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IDOL TRIBUTES(Vol.27)「荻野目洋子・②ダンシング・ヒーロー ~Celebrate for "her debut 30th anniv. in 2014"~」 

 アイ☆パラでピックアップされるから、というわけではなく(~ごく一部の方にしか分からない"ローカルネタ"で申し訳ありません)、まして前回のピックアップ時は「デヴュー25周年」だったから、というわけでもありませんが、久々の「IDOL TRIBUTES」にて"オギノメちゃん"こと荻野目洋子を取り上げます。

 ならば「プレ30周年記念shine」というわけで、1985年11月にリリースされた彼女の最大のヒット曲「ダンシング・ヒーロー(アンジー・ゴールド"Eat You Up"のカヴァー)」しかありませんsign03この曲により、彼女の人気が急上昇しただけでなく、いわゆる「アイドル然」としたこれまでのアイドル・ソングの概念を打ち破るきっかけともなりました。時折歌番組等でこの曲を歌っているそうですが、当時のような勢いある歌声こそないものの、年齢に相応しい新たな魅力を放っているのでしょうか(チラ見程度ですみませんweep)。

 またこの曲の影響で、数々の「洋楽カヴァー・ソング」が誕生し、世にブームを巻き起こす発端にもなりました。シングルリリースに限れば1986年10月の長山洋子「ヴィーナス」であったり、時期は少し後ですがデヴュー時から中盤にかけて「Sugar Baby Love」や「愛が止まらない~Turn It Into Love~」ほかをリリースしたWinkなどが顕著な例です。Dansing_hero

 それにしても、荻野目洋子が登場する以前にも洋楽をカヴァーする歌手・ユニットは存在しているのに、どうして「カヴァー・ブーム」は起きなかったのでしょう?

 あくまで私論としてお断りしておきますが、バブル景気による上げ潮ムードの影響や、カヴァーソング自体あまり注目されていなかった事もあるでしょう。表現は悪いですが、どちらかといえば「原曲のリズムを重視した」これまでと若干違い、「原曲のリズムを崩さずに『日本的』ユーロビート調へ転換させた」ところが大きいのでは、と思います。言い換えるなら「世界の音楽トレンドを読み取る」方向へシフトした、とでもすべきでしょうか。日本の歌手の更なる海外進出を前提にしていたのかもしれません。従って「日本語の歌詞をはめる」作詞家のワークも重要なのは言うまでもありませんが、いかに原曲のイメージを活かしながら、日本的な要素を併せ持ちつつも海外で十分に通用する曲に仕上げるか、きっとアレンジャーは頭を悩ませたはずです。

 但し、その殆どは原曲本来の意味合いと乖離するケースが多く、リズムは原曲、されどアレンジと詞はほぼオリジナルという、いわば和洋折衷型です。近年は国内アーティストの曲を海外アーティストが英語訳カヴァーするケースも増えましたが、おそらくこの場合も同じではないかと考えます。尤も直訳したところで、曲の出来はどうなったのか分かりませんが、印象はかなり変わるでしょうね。

 また先述のとおり、この後「洋楽のカヴァー」とまでいかなくとも、ユーロビートを意識したアップテンポのオリジナル・ソングが増加したのも事実。仮にマイナス感情を表現する内容であっても、全ての曲がメロウなリズムとは限らず、寧ろ「歌って踊って悲壮感を打ち消す」といったアクティヴな?風潮が見受けられます。
 
 そう考えると、音楽の流行は時代と共に推移する事があらためて実感できます。

 
 ・・・また理屈っぽくなってしまいました。何卒ご容赦のほどm(_ _)m

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