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ジェロだ!演歌だ!カヴァーだ?ニュー・シングル「嘘泣き」&ニュー・アルバム「カバーズ3」、6月16日同時リリース!

 演歌界の人気の底上げに貢献し、今や彼なくして演歌を語れなくなるほどの存在感にまで成長した、ジェロ。デヴュー時ほどのインパクトは薄れつつあるものの、着実に進化しているのは言うまでもないでしょう。

 そんな彼が、今月16日に新曲「嘘泣き」とカヴァー・アルバム第3弾「カバーズ3」を、自身初の同時リリースをするとか。

 まずは新曲ですが、作詞"あさみちゆき"の作品を中心にアイドルソングから演歌まで幅広く手がけ、後進の指導にも熱心な田久保真見氏、作曲は演歌に欠かすことのできない浜圭介氏がそれぞれ手がけています。

 当初の私見として、本作は故・阿久悠氏が「寝たふりしてる間に出て行け・・・」と男が女に別離を告げるシーンを盛り込んだ、沢田研二の大ヒット曲「勝手にしやがれ」の女性版のようにも思えました。勿論、時代背景や詞に込められた情景等の違いはありますが、サビの「嘘泣きをしてる間に・・・」という部分を聴いていると、ふとそんな想いが頭を過ぎったわけです。
 なお、カップリングには80年代アイドル・ソングをメインに手がけてきた作詞家・松本一起氏と浜氏の手による「男涙」のほか、東洋水産のカップラーメン・シリーズ「四季物語」のCMタイアップ曲にも起用された、芹洋子氏の代表曲「四季の歌」のカヴァー版も収録されているそうです。どうやら「嘘泣き」で"女性の泣き"、「男涙」で"男性の泣き"を対照的に盛り込んでいるようですね。見事に「当初の私見」は打ち砕かれましたcoldsweats01

ジェロ「嘘泣き」

 さて、アルバムですが"カヴァー"と聞くと、思わず「また、そのネタかよ・・・」と呟いた方もおられるでしょうかcoldsweats01。まあ、そう仰らずに収録曲を見てみませんか?・・・今回も例に違わず、リンクのオン・パレードですがね。

1.越後獅子の唄(原曲:美空ひばり)

2.津軽平野(原曲:千昌夫)

3.アメリカ橋(原曲:山川豊)

4.契り(原曲:五木ひろし)

5.夜桜お七(原曲:坂本冬美)

6.津軽恋女(原曲:新沼謙治)

7.J(原曲:桂銀淑)

 
 演歌の重鎮をはじめ、ジェロを絶賛した坂本冬美の曲まで、第1弾、第2弾同様、日本の演歌界に対するリスペクトが込められているのでしょう。ただ今作はサヴ・タイトルに"Roots of JERO"と付されているところを鑑みるに、リスペクトと同時に「ジェロ自身の演歌の原点」へ立ち返った作品と言えます。

 その一方で、これはジェロに限った話ではありませんが、ひとまずは「カヴァー3部作」という一種の"トレンド"がアーティスト側、あるいは事務所側のどちらかに根強く残っているのかもしれませんね。だからと言って、決して"カヴァー"がいけないのではなく、単なる"カヴァー・シンガー"に終始して欲しくない、という個人的な想いを記事を通じて発信している、と捉えていただけたら・・・と存じます。

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☆歌詞はこちら おそらく彼ほど環境に恵まれた演歌歌手は、殆どいないでしょうね。  [続きを読む]

受信: 2010年6月10日 (木) 19時38分

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