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シーズン到来!今年も?やります!"新旧卒業ソング"私的クロニクル(2)

 遅いよ~!と言われる向きもあるでしょうが、毎度ながら諸事情により1ヶ月ぶりの「歌ネタ」になってしまい、何卒ご容赦いただきたく存じますm(_ _)m

 ところで、昨年は「卒業ソング」を巡る男性ヴォーカリスト編を展開しました。今回も「卒業ソング」やります!勿論、お得意の?私的クロニクル調ですがcoldsweats01


one斉藤由貴「卒業

 まずは「初代・スケバン刑事」の主演で大当たりし、その後も女優として、また歌手としてもその地位を私たちに知らしめてくれた、斉藤由貴からスタートしましょう。

 意外にも、これは彼女の歌手デヴュー曲。例えば歌手として何曲かリリースした後に「卒業」というなら、引退へのプロローグ、つまり「リアルな卒業」と取れなくもありませんが、デヴューでいきなり「卒業」というのも、今から考えてみれば不思議な感覚を抱いてしまいますねcoldsweats01

 更に「卒業ソング」と聞けば殆どの場合、「別れ」「涙」「新たな旅立ち」等のキー・ワードが盛り込まれ、リズムもバラッド調、あるいはマイナー調に仕上げられる物が多いですよね。ところが彼女の「卒業」を聴いていると、イントロから春の陽気をも感じさせ柔らかなイメージで包んでくれます。勿論、この曲にも「涙」等のキー・ワードも盛り込まれているのですが、悲壮感が皆無で、寧ろ清清しさを感じます。
 
 卒業式で泣かないと皆から変に思われるかもしれない。でもこの先、長い人生を歩んでいくうえで、もっと悲しいシーン・・・例えば、親友や身内の不幸であったり・・・に遭遇した時のために涙を取り置き?しておこう、という女子学生の内面描写が明確に表出しています。もしかすると本音は泣きたい気分にも関わらず、強がっているのかもしれませんね。


twoMizca「キラキラ☆


  失礼ながら初めてこの曲を聴いた時、私は先に取り上げたAira Mitsukiと被ってないsign02と思わずぼやきそうになりましたcoldsweats01しかもこの曲が「卒業ソング」だなんて、解説でも無ければ完全に分からなかったでしょう。


 ご存知の方も多いでしょうが、「キラキラ☆」は今年1月にリリースされたMizca(ミツカ)のデヴュー曲です。ところが、実は彼女は以前「光岡昌美」クレジットによる"hana"でデヴューしていたとか。声質も決して悪いわけではないのに、今ひとつ評価が良くなかったのでしょうか。最終的には本人の意向等も汲んでか、Mizcaと改名し、新ジャンル開拓で時代の最先端を担うアイコンにシフトさせたかったのでしょう。


 確かにPerfumeの台頭により、嘗ては無機質で非人間的とまで言われたテクノ調が(正確には、本来のテクノ・サウンドとは別に『エレクトロ・ポップ』という分類だそうですが・・・)再評価され、新たなアイドルの形として定着し、同時にヴォコーダーやコンピューターによる音声変換や加工等も今や当たり前になりました。


 ただ、歌詞を見ると抽象的で分かりにくい中にもイマドキの若者らしさ、いわば人間性も随所に盛り込まれているので、その意味において、この曲は「卒業ソング新時代の幕開け」と言えるのでしょうか。何せ♪涙 キラキラ~ですから「涙を取っておく」という斉藤由貴の曲と対照的な内容では、と思います。


 ・・・これからの活躍に期待しましょう。

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

 久々の「歌ネタ」、いかがでしたか?理屈っぽい中味になったのでは・・・と猛省していますが、今後もよろしくお願いいたします。


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» 2人の"時代のカリスマ"が紡ぐ「卒業ソング」"私的"比較論 [三流"ハイブリッド"写真家の「世間を見る眼」]
 図に乗って、またも時節柄キャッチーなネタで比較論なるものを展開させていただきた [続きを読む]

受信: 2010年3月17日 (水) 21時39分

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