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新春上洛日誌~平成弐拾弐年編・其之弐「六波羅参詣之段」~

新春上洛日誌〜平成弐拾弐年

 東大路を下り、五条道を更に下り、路地を暫し上がりし所に六波羅寺あり。開基は空也上輩にて、平安が昔、相国公こが地に六波羅探題を設置せし事、方々も承知の事と存ずる。西国参拾参ヶ所巡礼第拾参番札所にも指定されし候。されど、毎度こが寺を訪らるる度に如何ほどにも静かなる事、思はず通り過ぎさふになり候。元来、此度が上洛にやひて、こが寺より参詣を始める算段也。今更悔おりき所にて、後が祭り也。

 正月参日、大安吉日なるに参詣者疎ら也。狭き参道をば抜け、本堂内に入りて正座し、 久方ぶりの参詣の詫びを兼ね、物静かに祈りし候。参詣に迷ひたる年人者、身共に続きて本堂内に入りたり。

 折角の機会故、 皇服茶をばおりきじゃくか思ひしも、殆ど目もくれず、足早に寺を後にし候。

(其之参に続く)

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