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IDOL TRIBUTES(vol.16)「つちやかおり②・恋と涙の17才」~Offer to"Master K"~

ゆらゆら 揺れる夏が怖い
あぶなく 波にさらわれそう
今夜が初めての 17の夏なの
これが初めてで 二度と戻れない

もう 独りじゃ 生きていけなくなる
涙の意味が分かりそうよ・・・

ああ、もうすぐ夜が
私連れに来るわ
せかせる夕陽を
引き止めておいて

なぜ、なぜ、こんなに
あなたが好きなのに
少しさわられて
泣き出してしまうの・・・

「わからないの・・・動けないの・・・
でも ホントに好きなの・・・」

NO、NO、まだ帰らないで、ねえ
諦めないで
そんな、悲しそうな
目つきをしないで

わたし 砂に埋めて どうぞ
張りつけにしたら
キスして優しく
上から抱いてね

なぜ、なぜ、なんにもしてくれないの?
なぜ、なぜ、なんにもしてくれないの?


 先日、近畿地方でやっと梅雨明けしたと思えば、早や立秋を過ぎ、"ナツウタ"をどうするか悩んでいた時、肝心の「この曲」を忘れかけていた事に気づきました。
 デヴュー曲(リリースは1982年6月21日)にして、何と過激な詞なのか、と今更ながら感じさせてくれますねcoldsweats01。男女問わず、自分の好きなアイドルに「なぜ何にもしてくれないの?」なんて迫られたら・・・皆さんも1度は経験されているのではないでしょうか。

 因みにこの曲は60年代オールディーズを代表するシンガー、レスリー・ゴーアの同曲(原題は『You Don't Own Me<私はあなたのおもちゃじゃない>』)のカヴァー(レスリー・ゴーアの詳細は「モダンジャズやヴォーカルを聴こうHP」を参照してください)。日本を代表する「ポップスの女王」として、一時代を席捲した弘田三枝子も原曲を忠実に再現していたようです。ただ、どちらも2人の別れをマイナー調のメロディに乗せているのに対し、つちやかおりの場合は真逆で、恋愛にやや臆病な?彼に対して、積極的に迫る17才の女の子の心情が表現されています。実際は互いに恥ずかしさが先行してしまい、何もできない状態で彼女の方が"声なき声"を上げている、と解釈すべきなのかもしれません。

 余談ながら、日本語訳詞を担当したのは、大のエルビス・プレスリー贔屓で知られ、先日、神戸での銅像除幕式にも出席された湯川れい子。他にも「ハートに火をつけて(『秘密じゃないけど秘密』B面)」や「夏の予感(2ndアルバム『かおり白書』収録曲)」の作詞も手がけています。おそらく湯川氏は、当時駆け出しのアイドルだった"つちやかおり"にダークでヘヴィな、更には二番煎じ的な内容の曲を歌わせたくなかったのでは、と個人的に推測します。その意味で、氏は彼女の歌唱力を高く評価していたのかもしれません。

 時代が時代だったら、もっと知名度もアップしたのでしょうが、個人的には「自分だけのアイドル」のように思えて嬉しかったりして・・・coldsweats01

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IDOL TRIBUTES」カテゴリの記事

コメント

おっ!きましたねっ!!トラバでのお知らせをありがとうございました。つちやかおりさんのデビュー曲は衝撃度が高かったでしたよね。でもこういうフェイドアウトで終わる曲...当時の「歌とサイン会」ではどのように処理していたのでしょうかね~^^;。「歌とサイン会」用にフェイドアウトで終わらないカラオケなどの用意もあったのでしょうか、ナゾ。

昔の「明星」「平凡」によると、つちやかおりさんは三田寛子さんと一緒にグラビアに登場しており、そこでは「2月にデビューが決まってるの」と話しておられました。もしかしたら同じ東芝からデビューした川島恵さんとのバッティングを避けるために...かおりさんのが延期になったのかもしれませんよね。どうせなら5月くらいまでにデビューさせてあげてほしかったですね。そしたら新人賞などにも間に合っただろうに。

投稿: CHERRY CREEK | 2009年8月12日 (水) 22時17分

 Cherryさん、お待たせいたしましたcoldsweats01。最近のネタが多く、却ってCherryさんには敷居が高くなってしまったでしょうか。でも、このネタをアップできたのはCherryさんの別ネタのおかげだった点に感謝しなければいけません。どうもありがとうございましたm(_ _)m

 私が彼女のファンになったのは(当時)まだ先の事だったので、この曲を歌っている姿を殆ど観ていなかったため、想像の域を超えませんが、おそらく他のアイドルと同じく?フェード・アウト方式で歌っていたのではないでしょうか。勿論、テレビ番組のオン・エア用(特に生バンド演奏の際)に適当にエンディングをカットしたと思いますが・・・この辺りは"K師匠"の方が詳しいでしょうcoldsweats01。 

 ご指摘のとおり、デヴュー前からメディア(特に雑誌のグラヴィア)に露出していた彼女だけに事務所サイドとしても「売り込み体制」は万全だったのでしょうね。ただ、時期が悪かった・・・。もう少し前にデヴューしていたら、状況は変わっていた可能性は十分あったと思います。新人賞総ナメとまではいかなくとも、何かひとつぐらいは受賞できたはず。それくらい彼女の歌唱力は素晴らしかったんですし・・・今となっては後の祭りですかねweep

投稿: 傷心の少年 | 2009年8月13日 (木) 07時19分

ついに、キターー!ですね♪(笑)

今聴いても、これは難しい歌ですね~!
当時の私の記憶では、金八組でも結構なメインキャラで知名度もあったかおりさん、デビューを待っていたファンが沢山いたのに、なかなかデビューしない。でもって、やっとデビューした!と思ったら、すごい気合の入った曲でビックリ!!
という印象だったかなぁ、と。
かおりさんってフェミニンで可愛いイメージだったから、もっと可愛らしい聖子ちゃんみたいな歌を歌うんじゃないか、って勝手に思っていたのですよねぇ。。。
そうか82年だったのね。。。もっと早くデビューさせてあげたかったような気がしますね。

投稿: ふろあ | 2009年8月15日 (土) 21時17分

 おおsign01ふろあ様までお越しいただけるとは・・・ありがとうございます。私がヨシミストになる少し前「アイドル」に目覚めさせてくれたのが、他でもない、つちやかおりでした。先の記事にも記していますが、唯一ヴィジュアル面(と言っても、雑誌のグラヴィア記事ですがcoldsweats01)から入った、貴重な存在です。後々にはヘア・スタイルまで松田聖子を真似たため(曲はマイナー調が多かったですがね)、よく間違われた記憶もあります。どれだけ説明に苦労した事かcoldsweats01。そのため認知度も低く、歌手である事すら知らない人が多かったですね。現にアクセス数も少ないですし・・・喜ぶべきか、悲しむべきか・・・。

 本当にもう少し早くデヴューしていたら、更にはデヴュー曲もアイドルらしいアップテンポなものだったなら、いい線行ってたのでは?と思わせる、実に惜しい存在です。表現が悪いのを予めお詫びしますが、私の場合、何故か"こういうアイドル"に惹かれてしまう傾向があるようです。

 ふろあ様、今後も取り上げていきますので、コメントよろしくお願いいたしますm(_ _)m

 

投稿: 傷心の少年 | 2009年8月16日 (日) 07時15分

こんにちは。ご無沙汰しまくってましてゴメンなさい。つちやかおりさん...デビュー曲がアップテンポで。「秘密じゃないけど秘密」みたいな曲でも良かったかもしれませんよね、デビュー曲。B面だった「夢見るラブソング」は歌詞がご本人様に合ってないところを見ると誰かのお下がり?だったのでしょうか。デビュー曲はこれでもよかったと思うのですが、セカンドの「哀愁の...」を持ってきてしまったのがちょっとだったかな?とは思いますね。楽曲としてはスキなのですが、なんせマイナー調が色濃すぎちゃって。せめてセカンドで明るく可愛い曲調のを挟みワンクッション置いてから「失恋散歩道」でもよかったような気もしますね♪

投稿: CHERRY CREEK | 2009年9月21日 (月) 17時22分

  Cherryさん、こちらこそなかなか訪問できずにご迷惑をおかけしておりますm(_ _)m。

 先述のとおり、私が彼女が歌手なのを知ったのは随分後の♪デ〜トの相手は 秘密…でしたから、師匠には申し訳ないのですが、初めて聴いた時は正直なところ、まさかこんな曲を歌っているとは思ってもいませんでした。従って今を思えば、当時のアイドルとしての"売り"を考えると、仰るようにもっとポップで明るい、オリジナル・ナンバー・・・例えばB面の「ホップ・ステップ・ピンク」を前面にすべきだったかもしれませんね。そうすればアイドルとして知名度ももうちょっとアップしたかもしれないし、「フックンのお嫁さん」で思い出される事もなかったはず。

 尤もそれは後日の話で、当時の私としては衝撃的に感じたのも事実です。元ファン故の偏重思考かもしれませんが、個人的に彼女の歌唱力は決して悪くないと思います。更に原曲を鑑みるに、逆の解釈が成されている点は良かったと見ていいと思います。ただ「原曲のリズムをそのまま適用した」のが逆効果になってしまいましたね。

 あくまで私の憶測ですが、洋楽のカヴァー(トレンドを取り入れた?)、それも湯川れい子氏の和訳という2本柱?でアイドル(本人としては本格歌手のつもりだった?)としてのステータスを築き上げようという、事務所サイドの思惑があったのではないでしょうか。結局は意識のズレが生じたのか、ゴタゴタ続きで終わってしまいましたけど…。

Cherryさん、多忙な中を縫ってのお越し、ありがとうございます。まともなコメントができるかどうか、自信がありませんが(^^;;後ほどあらためて伺いますので、よろしくお願いいたします。

投稿: 傷心の少年 | 2009年9月21日 (月) 20時20分

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