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IDOL TRIBUTES(Vol.12)「清水由貴子"追悼"①お元気ですか」

 毎年、春先になると心が痛む想いがしてなりません。
 そう、何故か春になると、芸能人が自ら命を絶つ行為が目立つからです。

 清水由貴子もその仲間に入ってしまいました。享年49歳
 亡父の墓前で母親共々、心中を図る覚悟だったのでしょうか

 芸能界をかなぐり捨ててまで、献身的に親の介護をするほどの優しい心の持ち主(自分の親だから、当然と言えば当然ですが)だけに残念でなりません。

 今回は緊急企画として、彼女の軌跡を辿ってみたいと思います。

清水由貴子「お元気ですか」

 
 ・・・彼女は1977年3月、「お元気ですか」でデヴュー。後にリポーター等で活躍していた姿しか知らない、という方も多いでしょうが、スタートは歌手でした。ギターで弾き語りする姿はまるでフォーク・シンガーを思わせますが、これも時代のスタイルと言えるでしょう。
 作詞は故・阿久悠。時にドラマティックに、時にヒューマニズムを感じさせてくれる詞は、氏ならではのもの。作曲は三木たかし。こちらも数々のヒット曲を手がけたベテランです。

 彼女が彼宛に手紙を出しているのに、彼からは返事がなく、どうしているのか気がかりなのでしょう。やがて彼女は返事がないのは元気な証拠、とポジティヴに判断してはみたものの、ちょっぴり不幸、と拗ねて本心を曝け出す、といった内容です。現代社会ならば、携帯電話の普及により即座に連絡可能ですから、このような人間味溢れるドラマは成立しにくいでしょうね。勿論、文明の利器や時代を批判するつもりはありませんが、手紙を出した後、返事が届くまで(届くのかどうか分かりませんが)のドキドキ感は趣があって、これはこれで楽しいものです。

 今となっては、清水由貴子へのファンの想いが"永久に届かないもの"になってしまうなんて、理由はどうあれファンでなくとも想像できなかったはずです。

 介護疲れ、派遣切りも含めたリストラ、パワーハラスメント、ネット中傷等により、自ら命を絶つケースは年々増加傾向にあります。彼女も誰にも相談できなかった結果として死を選んでしまったのでしょうか。

 
こういう形でトリビュートするのは不本意ですが、心からご冥福をお祈りいたします・・・R.I.P・・・。
 
 

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コメント

本当に。残念ですね。
春、という季節は、人の精神を少し狂わせる季節かもしれません。

49歳。今は辛くてもまだまだ若い。
第2第3の人生を考えられないほど思いつめていたのか。
真面目な人、というのは、一つのことしか見えなくなってしまうのかもしれません。

今の日本は弱者に厳しい。
そして、これから先、恐らく、私たちが「老人」と呼ばれる時代になる頃には、もっともっと、過酷な高齢化社会が待っている気がして不安になります。
それでも、強く、強く。
どんなに辛くとも、生きることに執着を持つことは恥ずかしいことじゃない、と思います。

今はただ、ご冥福をお祈りします。

投稿: ふろあ | 2009年4月24日 (金) 13時21分

  ふろあ様のヒューマニズム溢れるコメントを賜り、恐縮です。

 以前にも同じ事を言いましたが、こんな時にしかその人自身の生き様がクローズアップされないのが本当に残念でなりません。一般的にはこの曲のように「便りがないのは元気な証拠」と捉えられてしまいがちです。勿論、プライヴァシーの問題もあるので深く追究できないのでしょうが、その人が犯罪を犯した時には趣味や普段の行動等に至るまで隈なく取り上げ、いかにも非人間的、非人道的な存在と位置づけるのなら、色んな意味で苦労されている部分を蔑ろにするのはどうなのか、と。全てをオープンにせよ、とまで言いませんが「折りも折り」だけに余計にそう感じます。

 更に、自殺に追い込まれた背景こそ追究されるべきなのに、単に問題提起のみで完結し、年末に再び「お悔やみ」として取り上げられ、それで忘れ去られてしまうなんて、軽薄短小な時代ですよね。だからと言って、自分自身だけでは何もできませんが、地域で、自治体で、ひいては国あげて真剣に考えないといけないと思います。「自殺数の統計」よりも、もっと大切な物があるだろう!と声を大にして言いたいところです。

 ふろあ様のおかげで、何が大切なのか、再認識した想いです。ありがとうございましたm(_ _)m。後ほど、お伺いします。

投稿: 傷心の少年 | 2009年4月24日 (金) 19時00分

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