« 2009年2月 | トップページ | 2009年4月 »

2009年3月

PIE2009パーソナル・リポート(その1・ソニー編)

PIE2009パーソナル・リポート
 今月26日から4日間にわたり、ビッグサイトで開催された「フォト・イメージング・エキスポ(PIE)2009」が昨日(29日)、閉幕しました。昨年は"デジタルカメラ完全拒否反応状態"だったため、些か本線を逸脱してしまいましたが、今回はその反省を踏まえつつ?もう少しじっくりと、されど「三流なりの視点」からリポートをお届けしようと思います。お見苦しい点も多いかとは存じますが、何卒ご容赦ください。

 27日午前10時の開門と同時に、強烈なバックライトと大音量のBGMを背に、サッカー日本代表のユニフォームを身に纏ったコンパニオンたちが国旗を振りかざし、一瞬「ここはどこ?」と感じたのは私だけでしょうか。彼女たちの勢いに引き込まれるように、自然に足が向いてしまいました。そう、ソニーのブースです。モデル撮影会の方が気になっていたのかどうかはともかく、他に立ち寄る姿も少なかったため、ここぞとばかりメーカー担当者の話を聴こうと思い、早速カウンターへ。

 そこには偶然、カールツァイスの標準ズームレンズを装着したα900が置いてありました。それを手にしながら、まずはジャブ攻撃から入りました。

--このカメラはいいですよね。
「ありがとうございます」
--以前からお訊ねしたいと思いながら、なかなか機会が無かったので、この際申し上げたいのですが?
「はい」
--α900は基本的に(旧コニカミノルタ時代の)α9をデジタルナイズしたもの、と見てよろしいでしょうか?
言い方は悪いかもしれませんが、ほぼ(α9を)踏襲しつつも、弊社の技術を盛り込んだカメラ、と言えますね
 言い忘れましたが、私は実を言うとキャノンに乗り換える前、メーカーでも知る人ぞ知る?α9のへヴィ・ユーザーでしたcoldsweats01
--操作性やスイッチ類のレイアウトを見る限り、感覚的にそう感じたものですからね。
デジタル化した部分はともかく、操作性やレイアウトは仰るような内容も考慮しております
--なら・・・

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
 ここで一転して、攻勢に出た私でした。
--α9のピント合わせでは、非常に苦労させられる部分がありました。フォーカス・ロックやAEロックしてブラケット撮影すると、途中でピントが抜けてレンズが迷うケースが多かったのですが、その辺りは(α900は)いかがですか?
 すると突然、隣にいたスタッフと交代し、
「確かにそういうユーザー様の反応をよくお聴きします。ただ、測距点の数こそα9と変わらないでしょうが、中央の測距点についてはダブルクロス(二重のクロスセンサー)にしていますので、ピントが抜けるケースは多少なりとも減ったかと思います
--私も量販店でデモ機を触った印象では、かなりピント性能は(α9と比べて)向上したように感じます。しかし、CやNとは・・・
「そういうお声もお聴きしておりますが、現状においては(α900は)最高のものと自負しておりますので、今後の課題とさせていただきたいと思います」
--是非検討のほど、お願いしたいと思います。それと・・・

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
 気分一新?
--フラッグシップ機に最高級の(カール・ツァイス)レンズを、というのも分からなくもないですが、如何せん高価なので、そろそろ自社製のレンズ(αレンズ)を望みたいのですが?
「ひとまずGレンズ(70-400mm F4-5.6G SSM等)やDTレンズをリリースしたところですが、実はあちらにも(リリース)予定しているレンズがございまして
 スタッフの指す方向を見ると、長玉が中央ガラスケースに納まっていました。ご覧になられた方もおられるでしょう。
--見たところ、600mm前後のようですが?
そこはまだ秘密、という事で・・・
 私が追及すると、うまく逃げられてしまいましたcoldsweats01

--旧コニミノ(コニカミノルタ)のレンズが使えるのはありがたい話ですが、やはりα900装着も踏まえたレンズ・レパートリーを増やしていただきたい、というのが個人的な想いですね。旧レンズの中には、評判のいい物もあれば、逆に悪い物もあるようですし。
「今後、徐々に増やしていく予定ですので、ご期待ください」

 やり取りを終えた後、続々と訪問客が押し寄せてきました。これだけ言える、という事は、ソニー派に傾倒した・・・かな?

| | コメント (0) | トラックバック (4)

「府庁移転問題否決は大阪にとって大損失やわ・・・ちくしょう・・・退職後は"恨み辛みの暴露本"出そかな」橋下大阪府知事、2009年3月25日の定例会見

 WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の日本代表が2連覇を成し、国中が歓喜に沸いていた一方で、ひとり興醒めした人物がいました。橋下大阪府知事です。WBCならぬ「WTC(大阪ワールド・トレーディング・センタービルディング)」への府庁移転問題では3月の定例議会がヤマ場、と鼓舞しつつ臨んだものの、議員のみならず府民からも反対の声が相次ぎ、徹宵してまで熱い議論が展開された結果、反対65票、賛成46票により、移転案は否決されました。終了後の定例会見(※今回は割愛いたします)では「完全燃焼した」「府民との感覚がずれていた」等と発言した知事ですが、内心は相当悔しかったのでは、と思います

 それから一夜明けた昨日(25日)の定例会見で、知事の気持ちは少しは落ち着いたのでしょうか?

one冒頭発言
 「『大阪ミュージアム構想』の登録物の中から、皆さんの投票と審査によりベストセレクション61点を選び、ホームページで公表する。個人的にお勧めは『ホワイトハウス・イン・オーサカ』と『りんくうタコカーニヴァル』だ。是非楽しんで欲しい」

two定例会見
Q.府庁移転案が否決されたが、今後どうするのか?
 知事:「基本は現庁舎の耐震補強。建替えはありえないと思う」

Q.静岡県の石川嘉延知事が空港開港を巡り、辞職を表明したが、どう思うか?
 知事:「それはあくまで知事の政治判断であり、コメントできる立場にない。ただ、知事は辞職の形になったが、職員はそういう事をやるのか?本当に知事と同じような心境、感覚で空港問題を考えたのかどうか?今回の府庁移転案否決でも、こちらの行政サイドで心底悔しいと思ってくれた人はどれくらいいるのか、組織のトップとしては気になる。幹部を集めたりして言ったのは『魂の熱さは多分、温度差がありますね』と、私の場合は厳然たる差があった。一生懸命やってくれたが、単純に言えば気持ちの問題なんだろう。大きな流れで職員が反対だった事は間違いないと思う」

Q.しかし実際に働くのは職員だ。知事は職員の魂を熱くできなかったのではないか?
 知事:「なるほど。ただ、昨年9月から振り返って考えると、教育問題、国直轄事業の問題などに突入していた。私が全て指揮をとったので、完璧に全部議論を尽くしていけば、違った結論になるかもしれないが、今回は期限がある中でやれる範囲の事をした、というところだ」

Q.議員に対しては「賛成、反対により政治的に差をつける」と発言されたが?
 知事:「私は間違った事を言ったとは思わない。議会の公正な議論を妨げる意図はない。ただ、何かしてもらったらお礼をする。行政上の予算に差をつける事はあり得ないが、政治活動で気持ちに差が出るのは自然で、正直なところだと思う」

Q.府庁移転の否決は、大阪湾岸の咲洲地区の都市構想に影響するのか?
 知事:「大阪市が湾岸に来ないので、元々あった『咲洲プロジェクト』を進めると言っている。ただ、市が単独でやるより府、市でやる方がはるかに進むのは間違いない。移転問題否決が大阪全体にとってマイナス、損失になるのは間違いない


 府庁移転を早くからまるでマインド・コントロールの如くsign02口にしていた知事だけに、未だショックを引きずっているようです。言うなれば「作戦失敗」でしょうか。同時に今後、大阪市との連携問題(移転問題を含めた都市構想の他、水道事業の統合等)にも影響が出るのは確実ですね。議員に差をつける云々については、今後の知事選に向けての予防線、とでも言うべきでしょうか。しかし、共産党を除く各党府議団も最終的には原則自主投票を促す形をとったため、知事の発言は暗に政党からの公認、推薦を受けないというサインとも見てとれます。

 新聞各紙では移転案否決を「初の敗北」等と報道しているようですが、知事の構想が全て受け容れられるようでは、正に独裁政治そのもの(知事・談)。逆にいいものはいいが、ダメなものはダメと言えるからこそ、議会制民主主義であるという事を忘れてはいけないでしょう。

★お断り:本内容は3月25・26日付朝日新聞記事を引用しつつ、自身の想いを盛り込みました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

今年の桜

今年の桜
  こんにちは。所用を済ませ家に戻る途中、個人的に名付けた「桜の基準木」の開花を見つけました。おそらくもっと早くに開花していたと思われますが、私が気付いたのは今日でした。昨年よりは1週間近く開花が早かったようです

  私が撮影している時、近所の方が何やら周囲をゴソゴソしておられるので、不思議に思っていると、風雨等で折れた枝を拾い集めておられました。お話では、毎年桜の枝を拾い集めては挿し木にして、桜の開花を楽しんでおられるとか。私にも勧めていただき、つい数本持ち帰りましたcoldsweats01

  ふと荘川桜の事を思い出したのは、家に着いてからでした…。

  しかし今年はPIE開催もカウントダウン状態のうえに色々と気ぜわしく過ごしているため、桜を十分満喫できるのか、不安です。創作のモチベーションを維持する意味も含め、積極的にファインダーや液晶画面、そして自身の眼で桜を愛でたいと思います(撮影日:3月23日)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

正直に

正直に
 おはようございます。梅の花を撮影した後、どうするかと考えていたところにピンクのチューリップが池を囲むように咲いていたのを見つけました。おそらく温室栽培で早咲きさせたものでしょう。いくら何でも花期が早すぎますよね。

 昨年は真っ赤なチューリップを真上から捉えましたが、今回は外側から一輪にピントを合わせ(と言っても、自分の意思ではありませんがcoldsweats01)、群生をイメージしてみました。更に逆光を取り入れ、より明るく、春の到来を予感させる仕上がりにしました。さすがにカメラ機能付携帯電話で腹這いになって、しかも何度も撮り直しを繰り返す人はいませんでしたねcoldsweats01

 撮影後チューリップのように、人にも自分にも正直に人生を送りたい、と気分を新たにした私でした(撮影日:3月1日)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

IDOL TRIBUTES(vol.10)「つちやかおり①・春の雨」~Offer to"Master K"~)

卒業式の日 迎えに来ると
あなたは私を 抱きしめたのに
もう誰もいない 風の校庭
どんなに待っても だめですか

いつか春の雨が 突然降り出して
手をかざすと 雲間に光がさしてくる
春の雨に 顔を上げてみれば
頬に落ちるしずくは
いつもより ほら 暖かい・・・


思い出集めた 白いアルバム
最後を飾った 素顔の私
制服脱ぎ捨て 表に出れば
少しは大人に なれますか

ひとり春の雨に 頬を濡らしながら
通いなれたこの道 歩いて帰ります
春の雨に 顔を上げてみれば
やさしかった あなたに
いつの日か また逢えますね・・・

春の雨に 顔を上げてみれば
頬に落ちるしずくは
涙より ほら 暖かい・・・



 「つちやかおり」という名を知らなくても「フックンの奥さん」と言えば、お分かりいただけるでしょう。卒業シーズンの真っ只中、春の陽気も日に日に増してくるこの時季にお送りする久々の「IDOL TRIBUTES」は、彼女の知られざる名曲「春の雨」です。いきなりコアなネタで申し訳ありませんcoldsweats01Photo_3
 
 というのも、この曲は1984年3月にリリースされた、4枚目にして初のベストアルバム「卒業」(後にCD化)や後年の「ミラクルバイブル・シリーズ」に収録されてはいるものの、シングルカットされる事なく終焉を迎えた、ファンの間(と言っても、私と"マスターK"の間だけ?)では"幻のシングル"として語り継がれている名曲なのです。しかも私にとって、彼女はヴィジュアル面からファンになった"ただ一人"のアイドルでしたcoldsweats01。ファンクラブにも入会したほどの熱の入れ様。勿論、彼女がリタイアした今となってはよき想い出ですが・・・。

 作詞・作曲を手がけたのは、シンガーソングライター・大貫妙子氏。卒業という「別れ」を迎え、恋に揺れるセンチメンタルな女心を表現した歌詞にも関わらず、春のポカポカ陽気を感じさせてくれるアレンジが見事です。フル試聴いただけないのが、残念でなりません。

 この曲を聴くと、思い出される事があります。 
 学生時代の友人と小旅行に岡山へ出かけた際、偶然立ち寄ったレコードショップの掲示板に新曲キャンペーンで彼女が来るのを知ったものの、その日は何と立ち寄った当日。しかも岡山を離れる日。数時間後には彼女がやって来る、と分かっていたものの、後ろ髪を引かれる想いで泣く泣く?新幹線で帰路に着いたのでした。

 ♪夏が来れば・・・ではありませんが、春になるとこの曲を聴きながら、当時の想いに馳せる私です。
 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

現在・過去・未来・・・「時代」で時代を探る?"私的"クロニクル

 またも大きく出てしまいましたcoldsweats01
 今回は「時代」をテーマに"三流"なりの「時代考証」を語ってみたいと思います。と言っても"歴史もの"ではありませんので、ご注意ください。

one中島みゆき

 「時代」を語る時、まずは中島みゆきを避けて通れないでしょう。
 1975年のデヴューから2枚目のシングルにして大ヒットとなったばかりでなく、数多くのアーティストによりカヴァーされ、今なお歌い継がれている点を踏まえても、いかに名曲であるか、今更語るまでもありませんね。ちょうど高度経済成長期を迎え、オイル・ショックを経た後にようやく生活が安定し始めた頃です。
Photo_2
 ただ歌詞をよく見てみると、単に時代を顧みるというよりは、寧ろ限られた人生の中で様々な人との出逢いや別れの繰り返し(おそらく、ここには男女間の恋愛も含まれていたのかもしれませんが)により時代は巡る、とやや達観しているようにも思えてきます。

 勿論、「100年に1度の大不況」と言われている現代社会に対しても、いずれは長いトンネルを抜けて明るい時代が必ず訪れ、後年に「あの頃は大変だったよなあ」と互いが苦労した"ひとつの時代"を振り返れる時がやってくる、とも言えるでしょう。その意味では、リリース時期は古くても、キャパシティが大きいというか、あらゆる年齢層に受け容れやすい曲だと思います。


two
 中島みゆきの「時代」から、約25年後。平成という新たな時代を迎え、バブル崩壊の後、若くして?「時代」を語る男達が登場しました。「」です。「A・RA・SHI」でセンセーショナルなデヴューを果たした彼らは、6枚目のシングルでどういう「時代」を語ったのでしょうか。

 嘗てのジャニーズ系アイドルにはなかったラップのリズムに乗せて、軽薄短小、かつ何でも簡単に入手できる飽食の世の中において、何をするにも大切なのは自分のハート、と強調している点が見逃せませんね。言うなれば、自己責任が問われる「時代」になった、と捉えるべきでしょう。ただ、そんな時代でも決して夢を忘れてはいけない、夢に向かって明日(未来)へ向かって進もう、というポジティヴな部分も盛り込まれているようです。


three上松秀実

 私がこのネタをアップするきっかけとなったのは、上松秀実の「時代」の影響によるところが大きいですね。
 因みに上松秀実(うえまつひでみ)は昨年(2008年)「Dear my friends」でデヴューした、佐渡島出身のシンガーソングライター。「時代」は今月リリースされた2ndシングルです。嵐の「時代」から経過する事、約10年近く。今度はアメリカのサブ・プライムローンに端を発する「平成の大不況」が襲ってきました。

 重厚なイントロに続いて、"自分"の生まれた世の中(=時代)に対するアンチテーゼや喜怒哀楽を織り交ぜ、自分の周囲をいろんな方向から描きつつ「こんな時代」でも歌に想いを込めて前向きに生きていこうと決意表明しているようです。そして、聴く者に対し「あなたは何ができるのか?」と問いかけ、余韻を残してエンド・ロール・・・。ノリだけで捉えると軽々しく感じられるかもしれませんが、メッセージ性は強いと思います。ただ、考えようによっては"インディヴィジュアリスト(個人主義者)"の象徴とも言える表現であり、悪く言えば"自己中心的"に思えなくもないですね。


 時代は巡ると言った中島みゆき、自分のハートを大切にして明日へ向かって生きよう、と言った嵐。そして現代社会に半ば悲観的になりつつも、歌を歌って生きていく"自分"を語った上松秀実。三者三様の「時代」から、あなたは何を見出せたでしょうか。
 
 次の「時代」を語る人物が現れるのは、果たしていつなのか?また、その人物はどういう「時代」の捉え方をするのでしょうか?

| | コメント (2) | トラックバック (0)

春色爛々

春色爛々

  おはようございます。今回は前作「澄んだ心で」と同じ公園で捉えた紅梅です。蜷川実花の「地上の花、天上の色」をイメージしつつ?、近接撮影する度に溜め息を漏らす私の姿は周囲の方々にどう映ったでしょうね。携帯で撮るのに、何を苦労しているのか?なんて思われたかも…。  

  しかし、梅の花は桜前線が北上すると共に忘れられてしまう、ある意味悲しい存在です。

 いよいよ梅の花も終盤に近づきつつありますが、あなたの眼でしっかりと花姿を愛おしく留めていただきたいと思います(撮影日:3月1日)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

澄んだ心で

澄んだ心で
 おはようございます。
 自宅から歩いて1時間くらいかかる地元でも有名な公園に久しぶりに出かけると、偶然にも梅花が綻んでいました。ここに梅林がある事をすっかり忘れていました。まだ綻び始めたばかりと言うのに、梅林でランチを楽しむご家族や写真を撮る姿が多かったですね。またこの日は天気もよく、かなりの人出で賑わっていました。

 しかし、人が写らないようタイミングを見計らったのはいいけれど、今度は風に煽られたり、手ブレを起こしたり、の連続で撮影に苦労しました。結果的に日の丸構図になってしまったのが悔やまれます。

 あれから約2週間。今頃は満開になっているでしょう。しかし悪天候では人出も鈍り、「花散らしの雨」に遭っているかもしれませんね。

 そんな想いに馳せながら春の到来を噛みしめた一日でした(撮影日:3月1日)。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

ジェロや秋元順子だけじゃない!「演歌は日本の心」で結束する"異色"の若手たち

 日本の演歌界は今や下降線を辿る一方で、存亡の危機が叫ばれて久しいですね。そこへラップと演歌を融合させた新感覚演歌歌手・ジェロ、更には最高齢にして未だ人気が絶えない秋元順子らが登場したものの、全体的には伸び悩んでいるようです。

 なぜか?

 お世話になっている先輩ブロガー、Cherry Creek氏も言われていますが、理由のひとつに「高齢化問題」が挙げられると思います。作り手(作詞・作曲者)も然る事ながら、殆どの演歌歌手は苦節デヴュー何十数年に及ぶ"遅咲き"ケースが多く、高齢化が進み「若手(後継者)が出てこない(続かない)」という事です。

 前置きが長くなりましたが、今回は「演歌は日本の心」をキーワードに結束した?若手演歌歌手を取り上げます。

oneさくらまや「大漁まつり

 まさか子供の口から「演歌は日本の心」という言葉が出るとは、誰が想像し得たでしょうか。

 彼女の名は「さくらまや」。弱冠10歳。キラキラしたデコレーションを施したピンクのマイクにスタンドを準備するところは、正にプロ根性が備わっている、と見ていいでしょう。更には学業優先は当たり前としても、上京せずにキャンペーンや歌番組収録時には北海道を往復している、と言うのですから驚きです(将来的には、上京する可能性があるでしょうが)。憧れは故・美空ひばりに北島三郎とか・・・筋金入りですねcoldsweats01

 勿論まだ小学生ですから、あどけなさはあるものの実力は侮りがたく、日本の演歌の必須条件である?コブシもバッチリ利かせています。「大漁まつり」の作曲を手がけた、あの岡千秋氏をも唸らせたほどだそうですから、将来は間違いなく「演歌の継承者」の一端を担うでしょう。


two美月優「あっぱれJAPAN

 私が美月優の存在を知ったのは、昨夏、某カラオケボックスで特訓中にサブリミナル的に流れるCMを観たのが最初でした。テンガロン・ハットにピンクの着物風の衣装を纏ったところは、どう見ても演歌歌手には思えませんよねcoldsweats01。その意味では「演歌アイドル」だったり、「演歌萌え系キャラ」とも思えてきます。

 ところが見かけによらず?コブシは最初から最後まで十二分に回っており「正統演歌継承者」たる資格を備えているようです。作詞を手がけた荒木とよひさ氏もその辺りを見込んで、「あっぱれ日本」や「ジャパン」でもなく、あえて「JAPAN」としたのでしょうか。PVで銭湯の男湯をロケーションに選んだのも「日本男児なら、もっとしっかりしろ!」という喝を入れるためなのかもしれません。

 ただ残念なのは、奇抜なコスチュームとは裏腹に注目度が薄い点でしょうか。尤もデヴューして1年足らずですから、勝負は始まったばかり。歌唱力もしっかりしていますので、今後の活躍に期待しましょう。


three丘みどり「風鈴恋唄

 丘みどりの名を知っている方は、かなりの演歌通ですねcoldsweats01。かく言う私自身も、実は今年に入ってから存在を知ったので、偉そうな事は言えませんけどねcoldsweats01演歌に似つかわない"へそ出し&ミニスカルック"は美月優と通ずる点があるように思われる方もおられるでしょうか。しかし、丘みどりの場合はちょっと違います。

 彼女はユニット活動等を経て、2005年「おけさ渡り鳥」で演歌デヴュー。その当時から"このスタイル"を貫いており、キャリアは十分すぎます。「風鈴恋唄」は昨秋リリースされた3枚目のシングル。活動拠点は主に関西メインですが、いずれは全国区進出を目論んでいるでしょう。

 丘みどりの場合も歌唱力はしっかりしているものの、ルックスが浮いている感を受けますね。ただ逆に言えば、それだけ世間から注目を浴びているわけですから、存在を確固としているのも事実です。上記の2人よりもキャリアが長い分、そろそろ何らかの結果が出てもいいような気はします。


 実に軽薄短小な内容になってしまいましたが「演歌は日本の心」と捉えつつ、演歌界を盛り上げようという姿勢が3人には見られます。勿論、その想いは今回の3人だけに限りませんが、このレヴューがきっかけになれば、ありがたい話です。

| | コメント (4)

神の心宿りし

神の心宿りし
  こんにちは。週末をいかがお過ごしでしょうか。意図的でないにしろ、またも宗教的な内容で申し訳ありませんcoldsweats01

 実は前作「御光」を撮影した神社でのワン・シーンです。とりあえずは挨拶を兼ねて参拝しようと本殿に向かい、ふと見上げると「神の心」が目に入ったのです。 今まで京都、奈良をはじめとする神社仏閣の類を撮影した事は数え切れないくらいですが、本殿に「心(ハート)」を見たのは私の記憶の範囲ではおそらく今回が初めてだと思います。正に「神の心が宿る」神(心)殿です。

 これも何かの因縁なのでしょうか。皆さんもお近くの神社仏閣を訪ねてみると、意外な発見に巡り逢えるかもしれませんよ(撮影:1月25日)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

デジイチ業界をオリンパスが救う?久々のニューモデル"E-620"、3月下旬リリース

  ひとまず"35mmフルサイズ・デジイチ第1次戦争"も終結し、不況も手伝って、ニューモデル・リリースも落ち着いたように思えましたが、オリンパスがE-30に続くデジイチ"E-620"を3月下旬にリリースする旨の発表が先月行われたようですね。またも油断してしまいましたcoldsweats01
620
 画像をご覧いただければすぐに分かると思いますが、基本デザインはE-420520の流れを継承しています。しかし、期待の"マイクロフォーサーズ"はまたも持ち越しとなりました。では具体的に見てみましょう。

one最大4EVステップの補正効果をそなえた新開発の小型ボディー内手ぶれ補正機構と、2軸フリーアングル式2.7型液晶モニターを搭載しながらも、世界最小・最軽量(470g)を実現

two E-30に搭載された「アートフィルター」、「マルチアスペクト」機能、ハイスピードイメージャAFによる快適なライブビュー撮影機能を備える。

three 有効画素数1230万画素ハイスピードLive MOSセンサー、新画像処理エンジン「TruePicIII+」搭載。

four 新開発7点AFシステム(全点ツインクロスセンサー)による高速・高精度AF、秒速4コマの連写が可能。

five夜間撮影時に威力を発揮する「イルミネーションボタン」、視野率約95%、倍率0.96倍の光学ファインダー搭載。

six 国内初「カラーユニバーサルデザイン認証」を取得。

seven 最大8人までの顔検出機能と連動させた「フェイス&バックコントロール」機能、白トビ、黒つぶれを抑える「階調オート」機能で人物も背景もきれいに仕上げる事が可能。

eight撮影前に設定効果を確認しながら撮影できる「パーフェクトショットプレヴュー(但し、露出補正とホワイトバランスのみ)」、撮影済み画像をライブヴューで確認できる「多重露光撮影機能により、確実に失敗のない撮影が可能。

nine背面液晶に表示されるサンプル画像とモードダイヤルで撮影シーンに応じた「シーンモード(プログラムAE5種、シーンセレクトAE13種)」が選択可能。

 その他、ISO感度・ホワイトバランス・露出・フラッシュの「ブラケット撮影機能」画像を左右に表示して拡大比較可能な「ライトボックス機能」等も搭載されています。
 
 基本的には既存のE-30、420、520の機能を継承しつつ、独自の新機能を取り入れ、誰もが簡単に扱えるデジイチを目指しているようです。
 ただ、あらゆる機能を詰め込みすぎて"余計なお世話"的な気もしますが、周辺機器の高価格な点や現像時におけるキャリブレーション色彩調整が面倒だったり、画像保存の失敗、フォトショップ等のRAW現像ソフト使用による過度なレタッチ等を考えると「どうせならカメラ内で完結させたい」というユーザーの動向を踏まえた形を取ったのでしょうか。その意味において、今後の市場の動向を左右する可能性は十分ありますね。

 そうなると、ライヴァル機種としてはペンタックス"K-m"を睨んだもの、と言えるでしょう。
 という事は、気になる価格はおそらく10万円以下になるのでは、と思います。

 さて、発表会・・・と思ったら、既に始まってましたねcoldsweats01。申し訳ありません。

 そう言えば、PIE2009のオリンパス・ブースでは、今回も多くの写真家が日替わりで登場するようですね。オリンパス・ブースに立ち寄る理由が、またひとつ増えましたcoldsweats01

 オリンパスは個性を強調しすぎるあまり、ユーザー側は敬遠がちだとか?勿論フルサイズの影響もあるでしょうが、今こそニコン、キャノン、ソニーの3大シェアに分け入るチャンス、と言ったら偏見でしょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2人の"時代のカリスマ"が紡ぐ「卒業ソング」"私的"比較論

 図に乗って、またも時節柄キャッチーなネタで"比較論"なるものを展開させていただきたく存じます。勿論、本来は卒業ネタとして別のものをアップ予定でしたが、急遽予定変更せざるを得なくなってしまいました。その理由は本文中で明かすとして、何卒お許しのほど・・・coldsweats01

one「尾崎豊」編

 尾崎豊・・・彼の場合は、言うまでもなく正に"時代のカリスマ"に相応しい存在と言えるでしょう。尤も当時の私からすれば、自身の理解不足もあるとはいえ、失礼ながら彼のメッセージが心に響きませんでした。悪く言えば、彼に対して冷ややかな視線を送っていたのかもしれません。

 なぜか?
 
 彼の「卒業」という曲がリリースされたのは、1985年1月。いわゆる"学校でのいじめ問題"が初めて表面化した時期です。またその前後には、校内暴力も深刻な問題として取り上げられました。あからさまに弱い生徒を殴る蹴る等の暴力行為は勿論、酷い時には教師にまで暴力を振るうケースもあり、最悪の場合は卒業式等で警察が介入し、学校の周辺警備をする事もあったように思います。
 
 賢明な方はお気づきでしょうが、尾崎豊の「卒業」には、まるでそれを肯定するような場面が描かれている、と当時の私は感じたからです。学校社会を「閉鎖的支配」、そして「卒業」を「支配から逃れ、自由を得るプロセス」だの「自分自身の内に秘めた葛藤と現実との闘いからの脱出」と捉えるなんて、考えも及びませんでしたからね。勿論、そういう時代背景があったからこそ、多くの若者が彼を崇拝し、尊敬の眼差しで見つめていたのでしょう。

 そう考えると、私がこれまで送ってきた人生は「あらゆる支配」に洗脳されているのかもしれません。果たしてそれは幸なのか、不幸なのか?その答えは未だ見つかっていないように思います。


two「長渕剛」編

 ※PVフル・ヴァージョンはこちら

 今日の新聞を見て、思わず驚嘆の声を挙げた方もおられたかもしれませんね。バックに合わせた派手なファッションを纏い、サングラスを少しずらしつつ、視線を送る長渕剛の姿が写し出されている本日(3月4日)リリースの新曲「卒業の全面広告。そう、スペシャルサイトと同じ・・・急遽予定変更した理由は、このためです。

 ご存知のとおり、この「卒業」という曲は彼の母校・鹿児島南高校の生徒(今年卒業を迎えた3年7組39人)にいくつかのテーマに対する想いを綴ってもらい、長渕剛自身が彼らの言葉を夜を徹して1日で紡ぎあげたものです。どういう経過で企画が持ち上がったのかは別として、彼自身の母校への恩返し、という意味合いも含まれているでしょう。更にはセールス面で語るなら、移籍第1弾に相応しい仕上がり、と言えると思います。

 単純比較するのは無理がありますが、尾崎豊の曲と同様、ストレートな想いが綴られてはいる(素人ですから、当然ですがねcoldsweats01)ものの、ヒューマニズム溢れる柔らかな印象を受けます。「支配からの脱出」から「卒業はどうして悲しいのか、辛いのか?」と変化している部分に時代の変遷を感じ取れるでしょう。
 ただ恩返しならもっと早くにできたのでは、と考えてしまいがちですが、そこは年の功とでも言いますか、今の彼だからこそできた賜物ではないか、と個人的に思います。これは想像の域を超えませんが、仮に長渕剛がもっと若い頃に行っていたとすれば、今回とは違う曲が完成していたかもしれません。また尾崎豊が今も生存していると仮定した場合でも、同じ事が言えると思います。

 
尾崎豊と長渕剛・・・あなたの心に響いたのはどちらでしょうか?

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

ファン必須!中島美嘉×カネボウ=「No more rules」"5万枚限定"リリース

 前作では切ない恋愛観を展開した、中島美嘉。そんな彼女のニューアルバム"No more rules"が明日(3月4日)リリースと相成りました(今頃になって、申し訳ありません)。しかし、今回もある意味サプライズな内容盛りだくさんです。そう、"No more rules"は最新曲「GAME」を含む15曲入りCDとDVDで構成されているだけでなく、カネボウ化粧品とのコンピレーション・アルバム(全曲がカネボウ化粧品CMで使用されたものばかり)。しかも"5万枚限定"のいわば"裏ベスト" と言えるもので、「GAME」もカネボウ化粧品"KATE"のCMに使用されています。
 化粧品会社等とのコラボと言えば、最近では"安室奈美恵ヴィダルサスーン"の関係がすぐに思い浮かびますが、明るく派手めな演出でフェミニズムを漂わせた安室に対し、中島美嘉の場合は対照的に、モノトーン調でコンサバ風なイメージを抱かせますね。中島美嘉にはモノトーンが似合う、という事なのでしょうか。

 イントロ部ではアナログティックなギター音でどこかノスタルジックなイメージを抱かせつつも、一気に"独自の世界"へ引き込み「悪足掻きしても無駄よ。なぜならあなたには勝目はないんだから」と言い切ってしまう一方で「エンドレス・ゲーム(終わりなき、ではなく、終わらせない?)」に持ち込み、男を翻弄する芯の強い女性の姿が、彼女の歌声と共に浮かんでくるような想いがします。おお、怖いcoldsweats01

 惜しくも予約すらできなかった方々、限定生産故にオークションでの高値取引は確実でしょうから、くれぐれもマネー・ゲームに操られないよう、十分お気をつけください。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

我、再上洛ヲ決断ス。目指スハ清水詣ナリ。

 京都・清水寺アテルイ・モレの碑があるのをご存じでしょうか。
 私が初めてそれを知ったのは、今から10年以上も前の事です。
 
 当時「京都の初詣コース」として、ろくはらさん(六波羅蜜寺)大谷本廟、清水寺、地主神社と巡っていた私は、帰路に着く途中で、清水寺の境内の片隅に小さな碑が建っていたのを見つけました。よく見ると"阿弖流為、母禮之碑"と刻印されています。しかし誰ひとりとして、気付く気配すらありません。丁度、大河ドラマで「炎立つ」が放映された頃だけに、私は導かれるままに碑の前に立ち、手を合わせました。その後も清水寺に詣でる度に習慣になっていました。東北地方へ数回旅行した事や高橋克彦氏の作品の影響が強かったせいもあるでしょう。

 しかし、5年ほど前から何かと気忙しい生活を強いられ、以後は立ち寄る機会を失くしてしまいました。別の用で何回か上洛しているものの、寺社仏閣詣はすっかりご無沙汰気味ですcoldsweats01
 そんな時、清水寺の創建者である坂上田村麻呂の坐像が99年ぶりに公開される、という知らせが入りました。何と今年で1200年遠忌を迎えるとの事。坂上田村麻呂と言えば、アテルイ・モレとも縁深い人物。何としてでも上洛せねば・・・coldsweats01

 もし皆さんの中で上洛計画を考えておられる方がいるならば、田村麻呂の坐像も重要ですが、是非"アテルイ・モレの碑"の前で手を合わせていただきたいと思います。 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年2月 | トップページ | 2009年4月 »