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佐野元春 TRIBUTES(Vol.1)「CHRISTMAS TIME IN BLUE~聖なる夜に口笛吹いて~」

  今年もいよいよカウントダウンが始まりつつある中、若干気が早いかもしれませんが「クリスマス特集」を組んでみようと思います。クリスマス・ソングと言えば、ジングル・ベルが鳴り響き、ムードを盛り上げるアレンジの曲が多いですが(特にアイドル系)、皆さんはどんな曲を思い浮かべるでしょうか。まず私の脳裏に浮んだのは、今回取り上げる佐野元春の「CHRISTMAS TIME IN BLUE~聖なる夜に口笛吹いて~」でした。

 まずはご覧頂きたいと思います(オリジナル・ヴァージョン、約8分30秒)。 
 この曲は1980年「アンジェリーナ」でデヴューを果たした彼の20枚目のシングルで、リリースされたのは5年後(1985年)です。私が初めて聴いたのは某国営放送のFMラジオ番組で、ファンの皆さんには申し訳ありませんが、彼独特の歌声と10分近い演奏時間(※当時流行の12インチ版)が非常にじれったく感じました。ならば何故、佐野元春の曲を?と思われたでしょうが、どうにかして"アイドルひと筋"から抜け出して音楽の幅を広げるべく、この数年前から私なりに暗中模索していたのです。

 話は変わりますが、世界的不況に陥った現代社会において、企業の延命策として次々とリストラが断行され、明日の我が身に不安を抱かれている方も急激に増加しています。また不況による業績悪化で冬のボーナスも減額を余儀なくされ、クリスマスや正月どころではない、というのが現実です。その一方で収束に向かっているとは言え、世界各地で同時爆破テロ等の紛争が起き、罪なき人々の尊い命が奪われています。
  
 歌なんか歌っても、生活が良くなるはずがないだろう!と言われるかもしれませんが「歌は世につれ、世は歌につれ」の言葉にもあるように、青春を謳歌した頃や人生の節目を迎えた時など、常に皆さんの頭の片隅には、何かしらの歌が思い出として残っている事と思います。勿論ストリート・シンガーやプロを目指さない限り、カラオケでいくらかの金を支払う事はあっても、貰う事は少ないでしょう。しかし、音楽療法のように歌で救われる、癒される事もあるのではないでしょうか。

泣いてる人、笑っている人にも
お金がない人、あり余っている人にも
古い人、新しい人にも
よく働く人、働けない人にも

憂鬱な時やひとりぼっちの時も
平和な街、紛争の起きている街で暮らす人にも

みんなに メリー・クリスマス・・・。


 
 いきなり重いところから入りましたが、私が選曲した理由は、ここにもあったのです。私からのメッセージを、受け取っていただけたでしょうか?
 皆さん、形式に捉われる事なく、素敵なクリスマスをお過ごしください。 

 

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コメント

この曲のレビューは、丁度1年前に書いておりました。よろしかったら、お時間があるときにお立ち寄りください。

http://blogs.yahoo.co.jp/floor_87/38035227.html

元春さんのこういうものの捕らえ方が、すごく好きです。

幸せか、不幸せか、なんて気持ちの持ちようなのかもしれません。どんなに恵まれていても、どんなに貧しくても、必ずしもどちらとはいえないのかもしれません。

とはいうものの、やはり、私たちは、衣食住揃って恵まれた生活をしているから、そういう部分はわかりきれないのかもしれません。おごりなのかもしれない、と思ってしまったりして。

それでも、どんなときも、口ずさむ歌があればいい、そう思います。
歌は気持ちを豊かにする。
そう信じています♪

投稿: ふろあ | 2008年12月14日 (日) 07時29分

 ふろあ様、早々にコメント&簡易トラバをいただき、ありがとうございます。ふろあ様のブログでも取り上げておられましたかcoldsweats01。時季が近づかないと思い出せない、というのも全く持って恥ずかしい限りです。


 「歌は心を豊かにする」というのは、正にそのとおりで広義的には絵画や写真等の芸術にも言えると思います。勿論、それぞれ見る人の感じ方にもよりますが、いわゆるレイヤーを意図的に何重も重ねた広告写真は別として、通常であればキレイな物を見せられて気分が悪い、という方は少ないでしょう。またドキュメンタリー写真であれば、思わず感情移入をされる方もおられるでしょう。もし、これらの表現方法が一切無かったとしたら、今以上に殺伐とした社会が形成されていたかもしれませんよね。かと言って、露骨に表現するとメッセージ性はあっても、美しさは感じられないかもしれません。

 
 話が逸れましたが、佐野元春はこの曲でそれらを両立させたと言えなくも無いと思います。しかもクリスマスは決して○カップルや一部の宗教徒のためだけじゃなく、みんなのためにあるとさりげなく伝えるところに、彼の奥ゆかしさや、アーティスト性を感じずにいられません。

 
 後程、ふろあ様のブログへ伺わせていただきますね。
 

投稿: 傷心の少年 | 2008年12月15日 (月) 07時14分

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